弘法大師南部草庵・空海寺

奈良市の大和北部八十八ヶ所霊場第14番札所、東大寺の末寺の五岳山 空海寺へ。
宗派:華厳宗 開基:空海

お寺のHPによりますと、西暦810年 東大寺の第14代別当に就任した空海は、当時の東大寺境内に自身の草庵を構え、堂内に石窟を造り、自ら彫刻した「阿那地蔵尊」を安置されました。
それが空海寺の起こりだと伝えられています。
石窟は1734年の本堂再建の折、惜しくも壊れてしまったそうです。

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山門
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本堂前に、矢田地蔵菩薩石像
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光背の左右に、5体ずつ十王像が彫られています。

本堂
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隙間から堂内の様子がぼんやりと垣間見えました。
閉じられたお厨子の中に、秘仏の御本尊・阿那地蔵菩薩様が祀られ、向かって右側に弘法大師坐像。

本堂を横から見ると、内陣が奥にあるのがわかります。
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庫裡(納経所)
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いただいた御朱印と
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素敵な散華です。
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描かれているのは、東大寺法華堂の月光菩薩様(現在は東大寺ミュージアムに安置)。
ご住職がお父様の遺品を整理されている時にみつけられたものを、散華のデザインに使われたのだそう(〃▽〃)

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