宗派:真言律宗 創建:舒明天皇元年(629年) 開山:慧灌法師
大きな駐車場があり、30分まで無料。
拝観受付にて入山料@500円を納めました。
受付から左に進むと、楼門(国宝)があります(写真は門の内側)。
上層に、小さな毘沙門天さん
水掛地蔵尊と手水石船
コスモスグラスキューブが、あちらこちらに飾られています(〃▽〃)
※2021年は11月3日で終了
本堂
堂内に入ってすぐ、右側に賓頭盧さんがおられました。
中央のお厨子に、八字文殊菩薩騎獅像(重文)が祀られています。
もとは経蔵に安置され、秘仏でしたが、1667年に今の本堂が再建された際に、本堂に安置されることになったそうです。
「八字」は頭上の髻(もとどり)の数が八つということ。
きりっとした少年という雰囲気で、慶派の大仏師・康俊と小仏師・康成の作だそうです。
獅子も迫力がありました。
向かって右側に興正大師坐像・不動明王坐像など、左側に弘法大師像などが祀られていました。
本堂の向拝に、大きな「踏み蓮華石」が置かれています。
焼失してしまいましたが、かつては金堂に丈六の文殊菩薩さんが祀られていたそうで、これは獅子の台座の一部。
十三重石宝塔(重文)
高さは12.6mで、東西南北に薬師・釈迦・阿弥陀・弥勒の四仏が刻まれています。
塔の東側に刻まれている薬師如来様の前に、小さな薬師如来座像が安置されています。
一切経蔵(重文)
三方に経棚があり、中央奥のお厨子に十一面観音菩薩立像が祀られているのが拝顔できました。
その前方に、何度も焼かれたという阿弥陀如来立像が特別公開されていました。
笠塔婆 2本(重文)
地蔵堂
毎年春と秋に、白鳳秘仏特別拝観が行われるのですが、今年の秋期はコロナの影響により中止されていました。
宝蔵堂での白鳳秘仏特別拝観・楼門の表側・カンマン石・鎮守社などについては、2018年10月の日記をどうぞ。
いただいた御朱印です。

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