三室戸寺・西国三十三所巡礼(5巡目)

京都府宇治市 西国三十三所第10番札所・明星山 三室戸寺
宗派:本山修験宗(別格本山) 開基:光仁天皇 創建:宝亀元年(770年) 御本尊:千手観音菩薩
駐車料金@500円 入山料@500円

参道の入口に、「蛇体橋」という小さい橋があります。
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この橋名の由来については、コチラをどうぞ。

新羅大明神
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山門
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石段を上った先に、宇賀神さん
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鐘楼は、コロナ感染予防のため、撞けなくなっていました。
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三重塔
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本堂
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唐破風の部分
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見上げたところ
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御本尊は秘仏の千手観音様。
向拝から、とても可愛いお前立の千手観音立像(二臂)が拝顔できました。
お顔よりも大きな宝冠を頭上に載せて、両手は胸の前で合わせておられます(右手の指先を上に向け、左手で覆うように)。

本堂の手前は、阿弥陀堂(親鸞の父・日野有範の墓)
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9時前になりましたので、納経所にて宝物館の特別拝観@500円を申込しました。
【秋の特別拝観】紅葉と観音様の足の裏を拝する会です。
令和3年は、11月14日~11月28日までの日・祝日 9時より20分限り、宝物館を特別に開扉して下さいます。

時間になり、宝物館へ。
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中央に阿弥陀三尊坐像(重文)が祀られています。
阿弥陀如来様は結跏趺坐、脇侍の観音&勢至菩薩様は大和座りをされています。
中尊の阿弥陀様の像高は約90cm、脇侍の2躯は約1m。
脇侍の方が大きいなんて、とても珍しいのでは。
ご住職が仏像の説明をして下さり、おもむろに観音菩薩坐像の台座をくるりと回されました。
とても愛らしい足の裏!!
正座というより、おばあちゃん座りのようにペタンとお尻を床につけた座り方です。
その力の抜けた感じと、くっきりと見える10本の指が、とにかく可愛らしいのです。

釈迦如来立像(重文)は清凉寺のお釈迦様を模した像で、目が大きくエキゾチックなお顔立ち。
藤原時代の作だそうですが、玉眼のように見えました。
毘沙門天像(重文)は右手を腰に、左手は剣を持たれたお姿。

宝物館の前の、オブジェ?
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四阿
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石段を下り、与楽園へ。
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ドウダンツツジの赤が綺麗です。
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前回の参拝は、2020年2月でした。
狛兎・狛牛・十八大明神などについては、2018年10月の日記をどうぞ。

軸装納経帳にいただいた御朱印は「大悲殿」と書かれています。
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いただいた散華とご詠歌護符(先達の特典)と、2011年に購入した御影です。
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