奈良市忍辱山町の、大和十三仏霊場第12番札所・忍辱山 円成寺
宗派:真言宗御室派 創建:天平勝宝8年(756年) 開山:唐僧虚滝和尚(鑑真和上の弟子)
とってもお気に入りのお寺で、春と秋には必ず参拝しています(2021年春はコロナ禍により自粛)。
浄土式庭園(名勝)
楼門(重文)
楼門を本堂側から。
楼門は通れないので、別の石段から上がって、受付にて入山料@500円を納めます。
多宝塔
護摩堂
中央に不動三尊像、向かって右側に弘法大師様、左に僧形文殊菩薩坐像(旧食堂の御本尊)が祀られています。
お不動さんの脇侍、小さなセイタカ&コンガラ童子がかわいいです。
毎月28日に護摩供養が行われています。
本堂(重文)
向拝の左右に舞台があるのがいいですね!
本堂内に入ると、中央の須弥壇に定朝様の半丈六のご本尊・阿弥陀如来坐像(重文)と、四天王立像(重文)が祀られています。
四天王立像は、康勝(運慶の四男)の作といわれ、色鮮やかな衣の模様が残っています。
四本柱には、聖衆来迎二十五菩薩が描かれているのが確認できました。
庇下の局に開山当初のご本尊・十一面観音様、本堂内陣後方には、聖徳太子の2歳像や、薬師如来立像、弘法大師坐像なども安置。
鐘楼
鎮守社の拝殿
春日堂・白山堂(国宝)
現在残されるものとしては最古の「春日造」だそうです。
宇賀神本殿(重文)
相應殿
多宝塔の元の御本尊・運慶作の金剛界大日如来坐像(国宝)と、小さな四天王立像が祀られています。
20代の運慶さんが約1年かけて完成させたという大日如来様。
宝冠・瓔珞(首飾り)・臂釧(二の腕につける腕輪)・腕釧(ブレスレット)などもしっかり残っています。
少し反った背中や腕のライン、優しい丸顔が女性か少年のような印象を感じさせます。
私が一番好きな仏像♡
いただいた御朱印です。
さて、円成寺さんに参拝したあとのお楽しみ。
庭園前のお食事処「里」でのランチです。
春はたけのこ、秋は松茸♪
里定食@2000円
松茸の炊き込みごはん、松茸入りのにゅうめん、天ぷらにも大きな分厚い松茸が入っています!
私にはちょっと量が多すぎるのが悩みの種(笑)
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