滋賀県高島市 近江西国三十三所第7番札所・白蓮山 長谷寺(ちょうこくじ)
宗派:天台真盛宗 創建: 677年 開基:藤原不比等
手水場
一棟に観音堂・薬師堂・太子堂が。
向かって左が観音堂で、ガラス越しに内陣を拝見すると、須弥壇上に宮殿型のお厨子。
御本尊は秘仏の十一面観音立像で、33年に一度御開帳されます。
2019年は天皇即位を記念して、特別にご開帳をされたそうで、次はいつなのでしょうか。
脇侍は難陀龍王立像と雨宝童子。奈良の長谷寺(はせでら)と同じ。
お寺の由緒書きによりますと、三尾山にあった楠の霊木が流れ出て、三躯の十一面観音像が刻まれ、
奈良の長谷寺(はせでら)・香川の志度寺(しどじ)・そして近江の長谷寺(ちょうこくじ)に納められたのだとか。
中央の薬師堂には、素木の薬師如来坐像が祀られているのが拝顔できましたが、こちらはお前立(お身代わり)のような存在で、薬師堂の御本尊・藤原時代作の薬師如来坐像(重文)は、滋賀県立琵琶湖文化館に寄託されています。
向かって右側の太子堂にはお厨子に聖徳太子立像が祀られ、肩から下が拝見できました。
色鮮やかな小さな立像は、16歳像でしょうか。
左の石塔は鎌倉時代の宝篋印塔
書置きの御朱印をいただきました。
本日の歩数 5591歩・歩いた距離 4km・上った階数 17階
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