頭で鐘撞く遍照寺

三重県亀山市、延寿山 地蔵院 遍照寺(へんしょうじ)
宗派:天台真盛宗 御本尊:阿弥陀如来
駐車場は、少し坂を下ったところに2枠あります。

民家に隣接した参道
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門の手前に、弘法大師像
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地蔵菩薩像
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千手観音石仏
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鐘楼門
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門をくぐると急な下り坂
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坂の下に本堂があるので「頭で鐘撞く遍照寺」といわれています。

金比羅堂
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扉を開けると、内陣が拝見できました。
閉じられたお厨子の中に金毘羅権現が祀られ、隣の開かれたお厨子には瑠璃光薬師如来立像が祀られています。
役行者像と、その後方に十二神将らしき小さな像も安置されていました。

手水場
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『弘法大師二十一像』と書かれたお堂
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慈母観音像
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五重塔が二基・・・
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本堂の横に、宝珠丸像(真盛上人)
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滋賀県にある西教寺(天台真盛宗の総本山)の宗祖大師殿前に安置されている像と同じです。
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本堂
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旧亀山城二之丸御殿の玄関と式台を移築したものだそうです。

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屋根の上に、亀が乗っています。
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外陣に入らせていただきました。
内陣の中央、須弥壇に鎌倉時代作の阿弥陀如来立像と、脇侍に勢至菩薩立像と観音菩薩坐像が祀られているのが拝顔できました。
観音菩薩様は右膝を立てて左足は後ろに引いた中腰のような姿勢をされていて、勢至菩薩様は両足立ち。
脇侍の2躯の姿勢が違うのはとても珍しいと感じました。
阿弥陀如来様は、快慶の弟子・行快の作と言われ、脇侍は院派の作だそうです。
金箔がきれいに残り、衣の表現などもとても写実的で美しい三尊像。

向かって左側の脇壇には、等身大の延命地蔵菩薩立像が祀られています。
肩から下は平安時代作で、お顔だけ江戸時代に彫りなおされたものだそうです。

いただいた御朱印と
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散華です。
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拝観料が無料だったので、志納すると・・・
入浴剤と
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お地蔵さんの手拭いを下さいました!ありがとうございました。
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本日の歩数 6440歩・歩いた距離 4.5km・上った階数 4階

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