京都市山科区にある、西国三十三所番外札所・華頂山 元慶寺(がんけいじ)
宗派:天台宗 創建:元慶元年(877年) 開山:僧正遍昭
お寺の手前に無料の駐車場が2台分ありますが、かなり運転に自信のある人じゃないと駐車は難しいと思います。
山門
山門には梵天さんと帝釈天さんが祀られていましたが、現在は京都国立博物館に寄託されて、写真だけが飾られています。
境内の内側から見た山門
手水場
さりげなく置かれているお花がいいですね!
お花をいっぱい入れたきれいな花手水が人気ですが、私個人的には本来の役割を考えると、こちらの手水の方が好きです。
本堂
扉には菊花紋
ガラス越しに内陣を拝見しますと、閉じられたお厨子の前に小さなお前立の薬師瑠璃光如来坐像が拝顔できました。
向かって右の脇壇には、開山の僧正遍昭像を安置。
本堂前の香炉
庫裡
納経所前には、いつもきれいなお花
花山院法皇御落飾道場、遍昭と素性法師の歌碑などについては、2018年5月の日記をどうぞ。
軸装納経帳にいただいた御朱印は「花山法皇」と書かれています。
17歳で天皇になった花山天皇が、2年後に宮中を出て剃髪し、仏門に入ったのがこの元慶寺だそうです。
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