奈良県大和郡山市の、大和北部八十八ヶ所57番札所・無量山 阿弥陀院
宗派:高野山真言宗
飾り瓦のうち、色が変わっている鯱と亀は、建直す前の物を載せたのだそうです。
門前に道祖神が祀られているお堂
本堂
鰐口の奥に見える蟇股は、五三桐紋
阿吽の獅子の飾り瓦
扉が閉まっているので、内陣の様子は全く拝見できません
御本尊は大日如来様で、薬師如来様や弘法大師様も祀られているようです。
ご住職にお話を伺うと、毎年4月21日に、こちらの地域では「番条のお大師さん」と呼ばれる行事が行われるそうです。
町内の全戸が弘法大師様の座像をお家に祀っておられ、この日は玄関先や門屋などに、弘法大師像を出して祀る「出開帳」が行われます。
それぞれの厨子の扉には、四国八十八ヶ所霊場の寺名とご詠歌が朱書きされており、集落を一周すれば八十八ヶ所巡りができるそうです。
境内には忠魂碑
宝篋印塔
大阿闍梨さんのお墓
五輪塔の刻まれたお墓もありました。
いただいた御朱印です。
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