『もう一つの出会い』 宮尾登美子 新潮文庫
前回、宮尾登美子さんの自伝的小説4部作にどっぷりとハマり、゛綾子のその後”が気になって読みました。
エッセイだったので、私が期待していたものとは少し違う形でしたが、綾子=宮尾登美子さんの結婚・再婚、そして作家として生きていく様が読みやすく書かれていました。
『鬼龍院花子の生涯』 宮尾登美子 文春文庫
やっぱり宮尾登美子さんといえば、これ!!
タイトルだけ見ると花子が主人公のように思われますが、任侠業の看板を揚げる鬼政の養女・松恵の人生が描かれています。
夏目雅子さんの有名なセリフ「なめたら・・・なめたらいかんぜよ」は、小説には出てきません。
あらためて映画のDVDも観ました!
原作との違いがいろいろと気になりましたが、夏目雅子さんの美しさが際立っていました♡
『銀橋』 中山可補 角川文庫
「男役」「娘役」につづく、タカラヅカシリーズの第3弾です。
タカラヅカは一度も拝見したことがないのですが、少しその世界感に近づけた気がします。
『悪人』 吉田修一 朝日文庫
2010年に映画を観ていたので、そのキャストを思い浮かべながら読みました。
かなり原作に忠実な映画やったんや!と思ったら、映画の脚本も吉田修一さんが書いておられました(ノ∀`*)ペチョン
そしてあらためて映画のDVDを観て、やっぱ泣きました。
『慈雨』 柚月裕子 集英社文庫
定年退職し、妻と二人で四国霊場を歩いてお遍路旅をしている元警察官に、少女誘拐殺人事件の一報が入る。
お遍路を続けながら現職の後輩にアドバイスを続けていく・・・。
ミステリーとしてもおもしろかったですが、私の場合は登場する四国のお寺などのお遍路ネタがとても楽しかったです!
『笑え、シャイロック』 中山七里 角川文庫
銀行員の結城は、不良債権を回収する部署に転属。
先輩の山賀が殺害され、残務を引き継ぐが、手強い顧客ばかり。
いかに債権回収していくか、そのアイディアに驚き、とても面白くアッと言う間に読んでしまいました!
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