京都市西京区 西国三十三所第20番札所・西山 善峯寺(よしみねでら)
宗派:天台宗単立寺院 創建:長元2年(1029年)開山:源算上人
駐車場@500円
仁王門
正面から全体を撮影するのが難しく、iPhoneの超広角カメラで。
仁王門を本堂から。
門を入ったところに受付があり、入山料@500円を納めました。
本堂(観音堂)
外陣に入らせていただきました。
内陣には大きくて立派な閉まったお厨子が3つ。
真ん中のお厨子に、秘仏のご本尊・千手観音立像が祀られ、お厨子の左右に小さな二十八部衆が安置されているのが拝顔できました。
向かって右側に、脇本尊の千手観音立像、左側は聖観音立像が祀られていて、こちらも秘仏です。
昭和30年(1955年)から令和3年(2021年)12月まで、正月三が日と毎月第2日曜にご開帳されてきました(2018年10月に御開帳を拝見しました)が、令和4年から御開帳は終了となってしまいました。
次回は開山1000年にあたる令和10年(2028年)に御開帳予定とのことです。
向拝にお守り納めどころ
三匹の仔犬が桂昌院にちなんだ「玉の輿」(桂昌院は八百屋の娘から将軍の生母になった)を担いでいます。
善峯寺は応仁の乱にて伽藍の大半が焼失したのですが、徳川綱吉の生母・桂昌院が観音堂・鐘楼・護摩堂・薬師堂・経堂・鎮守社などを再建して復興を遂げたそうです!
修行大師像
地蔵堂と大師堂
五大明王が拝顔できる護摩堂
多宝塔(重文)
ぼんやりですが、愛染明王様が拝顔できました。
経堂(絵馬奉納所)
十三仏堂・弁財天堂・毘沙門堂・護法堂
この門をくぐった先に
桂昌院の御陵がありました。
石段を上って、釈迦堂へ。
内々陣まで入らせていただき、石造で両手を合掌された釈迦如来坐像を拝顔させていただきました。
奥之院へ向かいます。
開山堂と幸福地蔵堂が小さく見えました。
けいしょう殿
桂昌院さんも徳川綱吉と同じく、犬がお好きだったようですね!
薬師堂
これまで参拝した時は、出世薬師如来さまと脇侍の日光・月光菩薩様、そして十二神将さんが拝顔できたのですが、この日は扉が閉じられていました。
桂昌院筆による薬師如来様のご詠歌
阿弥陀堂
ほぼ修理が完了したようです(〃▽〃)
私が好きな、書院の壁
東門・秋明菊・日本一の遊龍松・青蓮の滝などについては、2018年10月の日記をどうぞ。
軸装納経帳にいただいた御朱印は「大悲殿」と書かれています。
いただいた散華とご詠歌護符(先達の特典)と、2011年に購入した御影です。
おまけ。
善峯寺のバス停からは、たくさんの登山客がポンポン山登頂(標高679m)を目指して歩いて行かれます。
実は私もカブスカウトの副長をしていた2004年7月に、登ったことがありました♪
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