穴太寺・西国三十三所巡礼(5巡目)

京都府亀岡市 西国三十三所第21番札所・菩提山 穴太寺(あなおうじ)
宗派:天台宗 創建:慶雲2年(705年) 開基:大伴古麻呂
私営駐車場@500円

太い木の幹に沿って形作られた塀が印象的です。
IMG_2751.JPG

仁王門
IMG_2750.JPG

IMG_2753-horz.jpg

門を入ってすぐ左手に、鎮守堂
IMG_2757.JPG

稲荷明神社と菅原道真公が祀られている天満宮
IMG_2781.JPG

石燈籠はかなり年代ものと思われ。
IMG_2780.JPG

本堂
IMG_2758.JPG

IMG_2761.JPG

正面の扉にはガラスが入った引き戸があり、菅原道真公にちなんだ寺紋「梅鉢紋」がかわいいですね。
IMG_2763.JPG

向拝に賓頭盧さん。こちらのお寺はいつお伺いしてもお花をきれいに飾られています。
IMG_2765.JPG

円応院の門を入り、受付にて本堂と庭園の拝観料@500円を納め、回廊を通って本堂外陣に入らせていただきました。
IMG_2767.JPG

本堂内陣の須弥壇上に、3つ並んだお厨子があります。
中央に絶対秘仏の御本尊・薬師如来様が祀られ、向かって左側に西国札所のご本尊・聖観音立像(33年に一度ご開帳)が祀られています。
右側に札所本尊お前立の聖観音立像が祀られていて、こちらだけ拝顔させていただくことができました。
秘仏の聖観音立像は、1968年に盗難にあった聖観音立像(重文)の代わりに京仏師の佐川定慶氏が彫られたものだそうです。

左側の脇室に不動明王様が祀られ、その手前に阿弥陀三尊像。
右側の脇室には、布団をかぶった釈迦涅槃像(なで仏)が。
みんなに撫でられてツヤツヤの釈迦涅槃像は、1896年に本堂の天井裏から発見されたそうです。
さらに後方、こちらにも阿弥陀三尊像が祀られていました。

円応院に戻り、庭園を。
IMG_2772.JPG

明治天皇陛下の着衣や食器などが展示されていました。
IMG_2770.JPG

多宝塔
IMG_2759.JPG
格子戸の隙間から、内陣に祀られている釈迦如来坐像と多宝如来坐像が拝顔できました。

念仏堂
IMG_2785.JPG
阿弥陀如来像が祀られているそうです。

念仏堂の隣に池
IMG_2787.JPG

宇治宮成の墓 
IMG_2784.JPG

三十三所観音堂・地蔵堂などについては、2018年6月の日記をどうぞ。

軸装納経帳にいただいた御朱印は「聖大悲殿」と書かれています。
IMG_20220305_0001.jpg

いただいた散華とご詠歌護符(先達の特典)と、2011年に購入した御影です。
IMG_20220305_0004.jpg

この記事へのコメント