蔀戸金具の蝉に注目!大覚寺

京都市右京区、嵯峨山 旧嵯峨御所大覚寺門跡
近畿三十六不動尊霊場第13番・神仏霊場巡拝の道第89番
宗派:真言宗大覚寺派(大本山) 創建:貞観18年(876年) 開山:恒寂入道親王
駐車場@500円

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華供養塔
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大覚寺は、嵯峨天皇を流祖と仰ぐ「いけばな嵯峨御流」の家元です。

表門
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向かって左の参拝口から入ります。右側は式台玄関。
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臥龍の松
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拝観受付にてお堂エリアのみの拝観料@500円を納めました。

式台玄関の内側から。
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玄関松の間に、後宇多法王ご使用の御輿
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宸殿(重文)
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・・・全体の写真を撮り忘れてしまいました。

中は5つの部屋に分かれています。
「牡丹の間」の襖絵は狩野山楽筆(複製 ※オリジナルは収蔵庫に)
天井は格式の高い、折上小組格天井です。
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蔀戸が上げられ
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留金部分には蝉のデザイン♪ よく見ると一つ一つ違うのです。
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宸殿前庭には白砂が敷き詰められ、右近の橘(黄色い実が数個、ついていました)と
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左近の梅(3分咲き) 左近と言えば桜と思いきや、こちらは梅でした!
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勅使門
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村雨の廊下
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刀や槍を振り上げられないように、天井が低くなっています。

御影堂(心経前殿)
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こちらにも蔀戸がありましたが、蝉はいませんでした。
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外陣に入らせていただきました。
中央は勅封心経殿の拝殿のようになっており、
向かって右側に、文殊の剣を持つ秘鍵大師坐像、嵯峨天皇坐像が祀られ、
左側は後宇多法皇坐像、恒寂入道親王坐像が祀られています。

御影堂の北側の扉がすごい。
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伽藍の中心にある勅封心経殿
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薬師如来様が祀られ、嵯峨天皇などの般若心経が納められているそうです(60年に一度のご開扉)。

安井堂(御霊殿)
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内陣に入らせていただきました。
中央の須弥壇に僧形の後水尾天皇像が祀られています。
見上げると、格天井に美しく花鳥が描かれ、さらに奥の内々陣の折上天井は雲龍図が描かれています。
柱なども彩りがとても鮮やかで美しい。

五大堂(手前に写っているのは石舞台)
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駐車場でいただいた「交通安全願之札」は、こちらに納めました。
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宸殿・御影堂・安井堂のインパクトが強いのですが、お堂エリアの一番端っこにある五大堂が、大覚寺の本堂です。
内陣の中央に五大明王像が祀られ、向かって右側に小さめの秘鍵大坐像と嵯峨天皇坐像も祀られていました。
大威徳明王の水牛がいい表情です。
写経・写仏道場も兼ねていて、静かに写経をされている方が数人おられました。
霊宝館にも2組の五大明王が祀られ、春季と秋季に特別公開されるそうです。

五大堂の東側に観月台があり、大沢池を展望できます。
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大沢池は日本最古の人工の庭池とされ、外周はおよそ1kmで甲子園球場がすっぽり入る大きさ。
心経宝塔(多宝塔)・大日堂・聖天堂・護摩堂などもある大沢池エリアは300円で拝観ができますが、
本日は時間の都合で断念いたしました。

霊明殿
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正寝殿の拝観はできませんでした。
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大沢池エリアの拝観と正寝殿の特別公開については、2013年9月の日記をどうぞ。

いただいた御朱印と
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相方が購入した不動みくじです。
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本日の歩数 9257歩・歩いた距離 6.4km・上った階数 35階

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