※大師堂は摂津国八十八所第69番札所
宗派:真言宗中山寺派(大本山) 開基:聖徳太子 創建:推古天皇時代(593~628年)
私営駐車場@500~700円
仁王門

門の内側には狛犬

季節ごとに鉢花で彩られる参道は、馬酔木が満開です♪
この参道には5つの塔頭(成就院・観音院・華蔵院・宝蔵院・総持院)があり、全て拝観できます。
塔頭については、2020年7月の日記をどうぞ。
石段を上って(妊婦さんなどはエスカレーター有)
五百羅漢堂
約800体の羅漢像が並んでいる様子は圧巻です。
見上げると、鮮やかな青色の天井に梵字
閻魔堂
中央にものすごい目力の閻魔大王像、その左右に司録・司命、奪衣婆や十王などが祀られています。
隙間なくぎっしりと模様が描かれ、とても色鮮やかなお堂。
水掛け地蔵尊
さらに石段を上って、本堂
こちらも極彩色の模様がとても美しいです!
向拝から内陣を覗き込みました。格天井に描かれた天井画も素晴らしいです。
秘仏のご本尊・十一面観音立像(重文)は、毎月18日に御開帳されます。
左右の脇侍も十一面観音像で、ご本尊と脇侍をあわせて三十三面。
ご本尊以外の重要文化財の仏像(薬師如来像・聖徳太子像・大日如来像)は、信徒会館2階の寺宝展示室に安置され、春と秋の「寺宝展」の時に公開されます(2022年は6月の土日、10時より)。
本堂の裏側
三十三観音の額
隅の鬼瓦は・・・龍・鬼・デザイン化された蓮と小鳥が2羽(〃▽〃)
五重塔(青龍塔)
塔の内部は拝見できませんが、心柱を大日如来と捉え、阿閦・宝生・無量寿・不空成就の各如来像が四方に祀られています。
修行大師像
西国三十三所のお砂踏みができる大師堂は、摂津国八十八所第69番札所です。
須弥壇の中央に弘法大師座像が祀られています。
外陣に入らせていただき、読経しました。
稲荷社
ここから奥に行くと梅林があり、さらに山道を2km歩いた先に奥の院もあるのですが、
人が多かったので断念して戻ってきました。
宝蔵と大願塔(多宝塔)
ウ冠の下、右側は「田」ですよね・・・これも宝と読むのでしょうか。
安産御手水鉢
白鳥塚古墳
「石の櫃(からと)」
養老2年(718年)、長谷寺(奈良)で仮死状態に陥った徳道上人が、冥途で閻魔大王から「世の中の悩み苦しむ人々を救うために観音信仰を広めよ」と33の御宝印を授かり、現世に戻され観音巡礼を広めようとしたのですが、当時の人々に受け入れられず、御宝院を石の櫃に納めたとそうです。
約270年後、花山法皇がその御宝印を見つけ出し、西国三十三所観音巡礼を再興したと言われています。
本堂ご本尊の御開帳・護摩堂・開山堂(聖徳太子堂)・阿弥陀堂・寿老人堂・大黒堂などについては、2018年3月の日記をどうぞ。
軸装納経帳にいただいた御朱印は「大悲殿」と書かれています。

いただいた散華とご詠歌護符(先達の特典)と、2011年に購入した御影です。

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