島根県松江市、龍海山 三明院 佛谷寺(ぶっこくじ)
宗派:浄土宗 創建:約1200年前 開山:聖徳太子
美保神社から艮門(うしとらもん)をくぐり
「青石畳通り」を歩き、佛谷寺へと向かいます。
石畳は江戸時代に海石を切り出して敷かれたもので、雨が降ると青色に変化するそうですが・・・少し緑色にも見えますね。
山門
手水鉢
本堂
外陣に入らせていただきました。
中央の須弥壇上の厨子内に、小さな阿弥陀三尊像が祀られているのが拝顔できました。
阿弥陀如来立像の螺髪や、観音・勢至菩薩立像の髪が紫色です。
向かって右側の脇室に、ぽっちゃり顔で極彩色の衣を纏った聖徳太子の十六歳像が祀られていました。
大日堂(収蔵庫)
拝観料@300円を納めると拝見させていただけると思いきや、残念ながら要予約だったようです。
受付近くに貼られていたポスターをパシャリ。
こちらの仏像は写真撮影可ということで、ネットで検索するとたくさん画像が出てきました。
「三火(みほ)薬師」と呼ばれる薬師如来座像と日光・月光菩薩立像、聖観音菩薩立像、虚空蔵菩薩立像の5躯は平安仏で重要文化財。
並び順がちょっと気になりました(虚空蔵菩薩像と月光菩薩像の位置を入れ替えた方がいいのでは・・・)。
毘沙門天立像と阿弥陀如来坐像も安置。
吉三地蔵尊
浄瑠璃や歌舞伎などで知られる『八百屋お七』の恋人、吉三のお墓です。
石仏さんが境内にたくさん。
いただいた御朱印です。
車で2kmほど移動し、島根半島の東端に立つ美保関灯台へ向かいました。
山陰最古の石造灯台で、高さは14m。
世界灯台100選に選ばれ、現役の灯台として初めて登録有形文化財に指定されました。
海の日(7月の第3月曜日)に灯台内部が一般公開されるそうです。
マンホールにも。
この記事へのコメント