滋賀県長浜市 西国三十三所第30番札所・巌金山 寶嚴寺(ほうごんじ)
宗派:真言宗豊山派 創建:神亀元年(724年) 開山:行基菩薩
琵琶湖に浮かぶ無人島、国指定史跡名勝の竹生島までは、長浜港から琵琶湖汽船@3130円(往復)に乘りました。
自販機にて入山料@500円を納め、まずは石段を上ります。
滞在時間が85分あるので、あわてずにじっくり参拝しようと心に決めていたのに、なぜか先を急いでしまいます(ノ∀`*)ペチョン
鳥居を二つくぐり
「竹生島神社」の扁額
「巌金山」の扁額
石段の途中、左側に護摩堂
鐘楼
石段を上りきると、鎌倉時代作の五重石塔(重文)
本堂(弁才天堂)
ご本尊は秘仏の大弁才天像で、60年に一度の御開帳(次回は2037年予定)
妙音天堂
行尋坊天狗堂
三重塔
金剛界の大日如来座像を安置。
三重塔の裏に、雨宝堂
天照皇大神が地上に降り立った時の姿である雨宝童子を祀っているそうです。
修復工事前の雨宝堂は、2018年6月の日記をどうぞ。
宝物殿はコロナ禍により閉館でした(T_T)
石段を降りる途中に、修行大師像と
ぼけ封じ観音像
約7年間かけて美しく蘇った唐門(国宝)
前回(2020年6月)とほぼ同じ写真ですが(^_^;)
修復前の唐門は、2011年8月・2017年5月・2018年6月の日記をどうぞ。
唐門の中央に賓頭盧さん
唐門の奥に、懸造の観音堂(重文)があります。
向かって左側が観音堂、右側が舟廊下。
観音堂外陣の天井や柱など、とても色鮮やかです。
外陣から格子戸越しに内陣を拝見しました。
閉じられた大きな厨子の中には、秘仏の千手千眼観音菩薩立像が祀られています。
像高は約1.8mで、お厨子の扉より高く、先に菩薩像が安置された後に、取り囲むようにして厨子が築造されたそうです。
本堂の御本尊・大弁財天像と同じく、60年に一度の御開扉で、次回は2037年の予定。
お前立の千手観音立像を拝ませていただきました。
観音堂から都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)に続く舟廊下(重文)
唐門・観音堂とともに豊国廟から移築されてきました。
豊臣秀吉の御座船「日本丸」の船櫓の用材を用いて建てられたので「舟廊下」と呼ばれるようになりました。
竹生島神社こと、都久夫須麻神社(重文)
扉の彫刻が素晴らしいのですが、写真撮影禁止(T_T)
ご祭神は、市杵島比売命(弁財天)・宇賀福神・浅井比売命(産土神)・龍神の4柱です。
本殿の手前に2基の鳥居と社が立っています。
向かって左が摂社の天忍穂耳神社と大己貴神社の1棟、右は厳島江島神社。
摂社の両端に一対の狛犬さん
白巳社と弁財天社
白巳社は蛇だらけ(〃▽〃)
八大竜王拝所
かわらけ投げはしませんでした(ノ∀`*)ペチョン
都久夫須麻神社の御朱印は、コロナ禍が収まるまで中止で、書置きもされていません(T_T)
宝厳寺の境内に戻り、黒龍堂
八大竜王のうちの黒龍を祀られているそうです。
軸装納経帳にいただいた御朱印は「大悲殿」と書かれています。
いただいた散華とご詠歌護符(先達の特典)と、2011年に購入した御影です。
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