滋賀県米原市の近江西国三十三所第12番・琵琶湖百八霊場第47番札所、大原観音寺こと伊富貴山 観音護国寺
宗派:天台宗 創建:仁寿年間(851年 - 854年) 開基:三修沙門(安祥上人)
門前左側に、蓮池
惣門(重文)
境内図
寺号標と低木のミツマタ
観音寺は羽柴秀吉と石田三成が出会い、「三献の茶(三碗の才)」という逸話が生まれた場所です。
天正2年(1574年)長浜城主の羽柴秀吉が鷹狩りで観音寺に立ち寄った際、寺の小僧をしていた石田三成がお茶を出しました。
汗だくの秀吉を見た当時15歳の三成は、一杯目は大きい茶碗でぬる目のお茶を、二杯目は中くらいの茶碗でやや熱めのお茶を、三杯目はお菓子とともに熱い抹茶を小さい茶碗で出しました。
秀吉は思いやりとおもてなしの心遣いにいたく感動し、三成を即座に登用したと伝えられています。
その水を汲んだとされる古井戸が、参道から西に歩いて行くと残されていました。
『石田三成 水汲みの井戸』
参道に戻り、北へ進んでいくと、二人の美女を発見Σ(・ω・ノ)ノ!
ふと気になる小屋のようなものがあり
近づくと、仏像の影・・・
大きな石造の地蔵菩薩像と大日如来像が安置されていました。
参道に戻り
向かって左側に玉泉院
手水場
鐘楼(重文)
本堂(重文)
内陣の様子は全く拝見できません。
ご本尊は秘仏の十一面千手観音菩薩立像で、1月1日の午前6時から10分間ご開帳されるそうです。
日本最古の伝教大師坐像(重文)・不動三尊立像・四天王像なども安置され、これらの仏像は8月10日の千日会と11月の紅葉の時期に拝見することができるそうです。
宝篋印塔
十三重石塔
本堂と廻廊でつながる薬師堂
こちらにも宝篋印塔
本坊にて
書置きの御朱印をいただきました。
観音寺から見えた伊吹山です。
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