宗派：浄土宗 創建：弘仁2年 (811年) 開基：真紹上人
山門
山門前の地蔵堂
鐘楼
山門を入ってすぐ右側に、十王堂
ガラス越しに中が拝見できました。
壁面の地獄極楽絵図は、17世紀後半に描かれたもので（平成14年に修復）、採決を言い渡す閻魔王と、救いの手を差し伸べる地蔵菩薩が描かれています。
絵図の手前に祀られた十王像と奪衣婆は極彩色でなんだか可愛らしい。
仏教では、亡くなった日から七日ごとに、生前の善悪業の裁きを受けると言われています。
初七日は秦広王（不動明王）、二七日は初江王（釈迦如来）、三七日は宋帝王（文殊菩薩）、四七日は五官王（普賢菩薩）、五七日は閻魔王（地蔵菩薩）、六七日は変成王（弥勒菩薩）、四十九日は泰山王（薬師如来）が審理を担当します。
７回の審判で決まらない場合、追加の裁判が行われます。
百か日は平等王（観音菩薩）、一周忌は都市王（勢至菩薩）、三回忌は五道転輪王（阿弥陀如来）。
十王の裁判の裁きは「生前の善悪」だけではなく、この世に残された遺族による追善供養における態度も証拠品とされるそうです。
今でも追善供養が同じ日程で行われているのが、興味深いですね。
山門を入って左側に三つのお堂。
情報がなく、なんのお堂かは不明です。
本堂
内陣の様子は全く拝見できません。
御本尊は阿弥陀如来様。
このソメイヨシノは、樹齢120年だそうです。
南門
南門の内側
塀際に石仏などがずらり。
一光阿弥陀三尊でしょうか。
庫裡と玄関
庫裡の前庭
ご御朱印はされていないそうです。残念。。。
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