『挑む浮世絵 国芳から芳年へ』を観に、京都文化博物館へ。
『挑む浮世絵』ということで、名古屋市博物館の浮世絵コレクションから約150点を『挑む』というテーマで展示されています。
ヒーローに挑む・怪奇に挑む・人物に挑む・話題に挑むというテーマごとに
国芳と国芳の弟子たちの作品がたくさん展示されています。
全ての作品が写真撮影OK♪
私が好きなのは、国芳の戯画♡
「としよりのよふな若い人だ」
女性の顔や手は、小さな裸の人間がたくさん。
1841年に始まった『天保の改革』によって贅沢な衣裳や装飾品・奢侈な風俗が禁止され、
人気歌舞伎役者を描く役者絵や遊女・芸者に関わる絵が禁止されました。
国芳は人間以外の生き物に見立てて描くことで、表現し続けたんですねぇ。
「亀喜妙々」
亀の顔は役者の顔で、甲羅には家紋が描かれています。
「里すゞめねぐらの仮宿」
吉原が火災に遭い、仮宅での営業を余儀なくされた模様を取り上げています。
登場人物全てを雀の姿で描いたセンスがすごい。
「芳」ファミリーの系譜は圧巻。
ただ・・・『怪奇に挑む』のコーナーは、「血みどろ絵」とよばれる作品の数々。
落合芳幾と月岡芳年が手がけた「英名二十八衆句」全点が一挙に公開・・・
私は半分ぐらい観たところで、限界が(^_^;)
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