奈良市山町 大和北部八十八ヶ所69番札所・帯解庚申堂こと圓満寺(えんまんじ)
宗派:高野山真言宗 創建:奈良時代 開山:千眼上人
八坂神社(帯解)の境内にあります。
圓満寺の本堂
ガラス越しに本堂の内陣を拝見しますと、正面中央に秘仏のご本尊・青面金剛像が祀られているお厨子があり、
その左右にも仏像が祀られていますが、小さめの仏像ではっきりと判別できません。
大和北部の資料によりますと、毘沙門天・十一面観音・地蔵菩薩像などが安置されているそうです。
本堂に隣接している大師堂
こちらもガラス越しに覗いてみると、お厨子の中にお大師様が祀られているようですが、その前に「三界萬霊」のお位牌があり、よく見えませんでした。
本堂の向拝に掛けられた算額は、天保15年(1844年)に源治郎という人が奉納されたもの(レプリカ)です。
算額は「数学絵馬」ともいわれ、寺子屋程度しかなかった江戸時代に、算術の得意な庶民が複雑な図形の問題を解き明かし、その記念として解答を絵馬に書き表して社寺に奉納したそうです。
書置きの御朱印をいただきました。
圓満寺の向かいに、八坂神社の本殿が。
ご祭神は素戔嗚命(スサノオノミコト)=牛頭天王です。
石灯籠にも牛頭天王の文字。
磐座
鎮守の森もあり、気持ちのいい空気が流れていました(〃▽〃)
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