宗派:真言宗大覚寺派 開基:念仏房良鎮(法然上人の弟子)
前回の参拝は、2013年9月です。
駐車場は3台分しかないので、朝一番に伺いました。
お地蔵さんたち
参道は緑一色。
山門
受付にて拝観料@300円を納めます。
昨日の雨で、苔が喜んでいますね!
さらに門をくぐります。
徳川家の家紋のデザインの元、双葉葵
隣は竹林です。
苔の種類が紹介されていました。
水琴窟
草庵(本堂)
仏間にシンプルな須弥壇があり、手前に5つ 半楕円形にくりぬかれた窓があります。
中央にご本尊の小さな金色の金剛界大日如来座像が祀られ、その両脇に四尼僧(祇王・祇女・刀自・仏御前)の坐像が安置されています。
祇王と祇女の像は鎌倉末期の作で、玉眼が確認できました。
大日如来様の向かって左側、窓と窓のあいだの目立たないところに平清盛坐像も安置されています。
「平家物語」によると、祇王は平清盛の寵愛を受けていましたが、清盛が仏御前に心変わりをすると都を追われ、妹の祇女・母の刀自と共に出家して、尼僧になりました。
のちに仏御前も加わり、4人は往生院の庵にて念仏三昧の余生を送ったそうです。
仏間の床の間には、秘鍵大師様のお軸が掛けられていました。
草庵の奥の間には吉野窓
左側は祇王姉妹と母を合葬した宝篋印塔、右側は清盛の供養塔。
書置きの御朱印をいただきました。

この記事へのコメント