京都市山科区、牛皮山 随心院
宗派:真言宗善通寺派 創建:正暦2年(991年) 開山:仁海僧正(弘法大師8代目の弟子)
前回の参拝は、2017年4月です。
総門
小野梅圓
長屋門
薬医門
こちらから入ります。
境内図
庫裡の前に、小野小町の歌碑
庫裡
受付にて、特別拝観料@1000円を納めました。
大玄関
出開帳というのでしょうか・・・いつもは本堂に祀られている御本尊・如意輪観音坐像(重文)と、快慶作の金剛薩埵坐像が、表書院に御遷座されて春季特別公開(4月29日~5月15日)です。
少し右側に首を傾け、立てた右ひざに右腕をのせ、頬杖をついた如意輪観音様。
金剛薩埵坐像は快慶さんらしい整ったお顔立ち。
明るいお部屋で、お厨子などもなく拝顔させていただけ、とても幸せな気持ちになりました。
隣の部屋には、逆遠近法の四愛図が描かれた襖。
能の間では、京都花咲くキャンペーン「花の間」が開催中。
生花ではありませんが、お花で埋め尽くされています。
極彩色梅色小町絵図
小野小町の一生を描いた襖絵で、2009年に絵描きユニット「だるま商店」が制作されたそうです。
本堂
薬師如来坐像・釈迦三尊像・不動明王立像・弘法大師像などが拝顔できました。
阿弥陀如来坐像(重文)は修復中でお留守でした。残念(T_T)
心字池を中心とする庭園
本堂から奥書院へ回廊を通って向かいます。
途中(能の間の奥)に、秘仏の歓喜天・小野小町白描画・小町文張地蔵尊像・卒塔婆小町坐像が祀られているお部屋がありました。
十三重石塔
小町堂(納骨堂)
奥書院は、狩野派絵師によって舞楽図・宮廷人物図・賢聖障子絵・竹虎図などが襖に描かれています。
奥書院から庫裡に戻る途中の部屋には、
小野小町ゆかりの品々が展示され
さらにこちらの部屋では、随心院の紹介ビデオが放送されていました。
本堂や書院がある石垣で囲まれたエリアを出て、境内の西側に行くと
小町化粧井戸があります。
境内の東側に歩いていくと、清瀧権現さんの鳥居があり
小町庭苑
この先に
小町文塚
絶世の美女と言われた小野小町に寄せられたラブレター約1000通が奉納されているそうです。
宝篋印塔
清瀧権現
駐車場近くにある仁海僧正供養塔とカヤの木
本尊修復記念限定御朱印@1000円をいただきました。
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