兵庫県姫路市、西国三十三所第27番札所・書寫山 圓教寺(えんぎょうじ)
宗派:天台宗別格本山 創建:康保3年(966年) 開山:性空上人
書写山ロープウェイ(往復@1000円)に乗り、山上駅から少し歩くと拝観受付があり、入山料@500を納めます。
そこからいつもは約20分かけて山道を歩きますが、今日は諸事情により、摩尼殿までバス(往復@500円)に乘りました。
参道「西国巡礼の道」・仁王門については、2020年7月の日記をどうぞ。
摩尼殿
令和元年に新調された扁額の文字、金箔に青もみじが映って、とてもきれいな色♡
手水場には倶利伽羅剣と龍
こちらから摩尼殿の外陣へ。
格子戸で隔てられた内陣は薄暗く、閉じられたお厨子が5つ。
向かって左側から広目天・増長天・ご本尊の如意輪観音坐像・多聞天・持国天が安置されていて(四天王は重文)、毎年1月18日にご開扉されます。
左の脇室には不動明王立像を安置。
外陣に誕生釈迦仏立像が。
播州地方では、旧暦の4月8日に花まつりが行われるようです。
境内図
摩尼殿から5分ほど山道を歩くと、三つのお堂(左から常行堂・食堂・大講堂)
常行堂(重文)
ご本尊は丈六の阿弥陀如来坐像(重文)。
食堂(重文)
2階は寺宝展示館になっています。
ご本尊は僧形文殊菩薩様坐像で、薬師一家(薬師如来・日光月光菩薩・十二神将)や、五大明王像、金剛薩埵像、大日如来像、弁財天と十六童子などが祀られています。
大講堂(重文)
向拝から、格子戸で隔てられた内陣に祀られている釈迦如来坐像&文殊・普賢菩薩立像(重文)が、ぼんやりと拝見できました。
さらに3分ほど歩き、奥之院へ。
護法堂の若天社(重文)と
乙天社(重文)
あ。狛犬は同じだ(〃▽〃)
拝殿(重文)
開山堂(重文)
性空上人が安置されています。
本多家廟屋・不動堂・金剛堂・根本薬師堂・松平直基の墓所などについては、2018年8月の日記をどうぞ。
軸装納経帳にいただいた御朱印は「摩尼殿」と書かれています。
いただいた散華とご詠歌護符(先達の特典)と、2011年に購入した御影です。
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