宗派:天台宗 聖徳太子開基の増位寺が前身 中興:行基菩薩 中興年:天平7年(735年)
増位山ドライブウェイを通り、増位山山頂駐車場(無料)に車を停めました。
少し歩くと、奥之院の開山堂(重文)
山王社
境内図
榊原忠次の墓所
唐門(重文)
榊原忠次の五輪塔前には、朱子学者の林怒(鷲峰)が榊原忠次の一代記を記した碑文があり、一字一句間違えずに読むと、碑石の亀が動くという伝説があるそうです。
榊原忠次によって再建された本堂(重文)
外陣に入って見上げると、
狩野探幽筆による天井画
賓頭盧さん
内陣拝観料@300円+見仏料@700円を納めて内陣へ。
閉じられたお厨子はとても大きなもので、羅漢さんなど鮮やかな彫刻がとても美しいです。
ご住職がお寺の歴史等をお話して下さいました。
徳道上人が最初のご住職なのに、西国三十三所観音霊場の札所ではないのが不思議だと仰っていました。
そのあとお厨子の扉を開けて下さいました。
中央に半丈六の薬師如来坐像、向かって左側は江戸時代作の千手観音立像、右側は元々は毘沙門天さんが祀られていましたが、今は平安時代作のとてもシンプルな美しい聖観音立像が安置されています。
厨子の左右に日光&月光菩薩像と十二神将さん(1体なし)。
脇壇は、左奥に阿弥陀如来像、右奥に普賢菩薩像が。
DVD『新TV見仏記10 播州姫路編』の表紙中央に、デーン!と存在感を示しておられるのが当寺のお薬師様です。
毘沙門堂(収蔵庫)も扉を開けて下さいました。
毘沙門天立像(重文)が中央に祀られています。
右手に宝剣を持ち、左手は宝塔を持たずに腰へ。
寄り目がちで横から見ると凛々しいのですが、正面だと少し滑稽な印象が( *´艸`)
向かって左側には、地蔵菩薩立像も祀られていました。
毎年2月11日に鬼追いの儀式があり、本堂と収蔵庫が公開されるそうです。
手水場
鐘楼(重文)
シートをかぶった観音堂
経蔵(重文)
文殊堂
麓に念仏堂があるようですが、見逃しました。
いただいた御朱印は・・・お薬師様がかわいくデザインされたもの@500円で、
お茶とコーヒーとお菓子までいただいてしまいました。
ありがとうございました!

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