岐阜県揖斐町、西国三十三所第33番札所・谷汲山 華厳寺(けごんじ)
宗派:天台宗 創建:延暦17年(798年) 開山:豊然上人
総門
土産物店などが立ち並ぶ約1kmの参道を車で進み、仁王門横の駐車場へ。
仁王門
大わらじ
放生池に地蔵堂
色鮮やかな衣をまとう地蔵菩薩立像が祀られています。
十王堂
閻魔大王を中心に、可愛らしい十王像が祀られています。
一切経堂
一切経堂の手前に小祠
三十三所観音堂
本堂
内陣に入らせていただいて読経しました。
内々陣のお厨子に祀られている御本尊は、秘仏の十一面観音像で像高7尺5寸(約226cm)。
像身に華厳経を書し、衣には三千仏像と諸仏の三昧耶形が描かれているそうです。
前回の御開帳は、2009年(54年ぶり)。
戒壇巡り@100円をしました。
真っ暗闇な通路を、右側の壁に手をあてて、ゆっくり進みます。
少し坂になったり、曲がったりしながら歩くと、大きな数珠のようなものに触れました。
その上に錠前があるはずなのですが、この日は触れず (lll-ω-)ズーン
向拝柱の左右にある「精進落としの鯉」を撫でて、巡礼中の精進を落とします。
肉も魚も好きなだけ食べて、精進してなかったんですけど(ノ∀`*)ペチョン
本堂の周囲に濡れ縁があり、向かって右側には小祠が2つ。
愛染明王坐像が祀られ、大黒天さんや布袋さんがいっぱい。
こちらには持経観音半跏像が。
向かって左側の濡れ縁には
十一面観音立像が祀られていて、よく見ると衣には華厳経が刻まれています。
本堂の裏側が開かれていて、金色の十一面観音立像と色鮮やかな四天王が拝顔できました。
本堂の奥
苔ノ水地蔵尊
病気平癒のお札@20円を購入し、水で濡らして、自分の治したいところと同じ部分にお札をはりつけて祈願します。
聖天堂
このあたりから本堂を見ると、鮮やかな模様が確認できます。
笈摺(おいずる)堂
西国三十三所巡礼を終えた人々が奉納した笈摺・ご朱印帳・菅笠・杖などがぎっしりと積み上げられています。
子安観音堂
向かって左側の赤い祠には、韋駄天さん??
ぼけ封じ観音像
満願堂
平安時代作の十一面観音立像が祀られています。
肩から下が見えました。
満願堂から見下ろした本堂の屋根
元三大師堂・お庭などについては2020年9月の日記、英霊堂・鐘楼堂・阿弥陀堂・塔頭の明王院などについては、2018年11月の日記をどうぞ。
これにて西国三十三所霊場、5度目の満願(結願)です♪
華厳寺のご朱印は、三つで1セット。
本堂(現在)
笈摺堂(未来)
満願堂(過去)
いただいた散華とご詠歌護符(先達の特典)と、2011年に購入した御影です。
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