感動の山寺・金勝寺

滋賀県栗東市、金勝山 金勝寺(こんしょうじ)
宗派:天台宗 創建:天平5年(733年) 開基:良弁僧正

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志納所にて、入山料@500円を納めました。

境内図
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仁王門
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近づくと金剛力士像がライトアップされます。
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二月堂
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平安時代作の像高360.5cm、とても大きな迫力満点の軍荼利明王立像(重文)が祀られています。
八臂のうち、前の2本を胸の前でクロスし、指を3本ずつ立てています。
軍荼利明王像が単独で祀られているのはとても珍しく、ここまで大きな像は初めて拝見しました。
※仏像の高さの一基準で、4.85mを丈六といいますが、約4分の3の高さのものは「周丈六」というそうです。

本堂
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内陣に入らせていただきました。
中央正面に、平安時代作の像高218cm、釈迦牟尼如来坐像(重文)が祀られています。
坐像なので丈六と言っていいと思います。螺髪が細かいのが印象的。
向かって左の脇壇に不動明王立像・蔵王権現立像・役行者像が祀られ、
右の脇壇に願安さんと良弁さんの坐像、その手前に新しそうな馬頭観音像が安置されています。

濡れ縁に、木彫りのふくろう。ご住職のお手製でしょうか?
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参拝順路を示してくれる案内板も木彫り。
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御香水館
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明治3年(1870年)まで、九重御祝小豆粥の水として、京都御所に献上されていたそうです。

大講堂跡
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虚空蔵菩薩堂
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外陣に入らせていただきました。
中央に平安時代作の像高194cm、右足を踏み下げた虚空像菩薩半跏像(重文)が祀られています。
向かって左側に像高175cmの毘沙門天立像(重文)、右側に像高84cmの地蔵菩薩坐像(重文)。

幸傳地蔵尊
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本坊
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霊泉池
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前日に『MOSS WORKSHOP』苔テラリウムワークショップ&フィールドワーク』というイベントが行われていたようです。
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次は2022年10月16日(日)、11月13日(日)に開催予定とのこと。

マイナスイオンたっぷりの山の中、どのお堂も扉や窓が開かれ、重要文化財の貴重な仏像を自由に拝ませていただけるという、感動のお寺でした。

いただいた御朱印です。
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本日の歩数 6551歩・歩いた距離 4.4km・上った階数 23階

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