淡路島西国三十三ヶ所第1番・淡路島十三仏霊場第1番・淡路四国八十八ヶ所第1番・あわじ花へんろ第29番花の札所。
宗派:高野山真言宗 創建:901年(延喜元年) 開基:寂忍法師
山号にもなっていますが、先山(せんざん)という山の頂上付近にお寺があります。
国生み神話で、伊弉諾尊と伊弉冉尊が最初に作った山なので、「先山」と名付けられたのだとか。
絶対に対向車が来ないで欲しい・・・と願うような急坂の山道を上り、
駐車場に車を停めた瞬間、相方と同時に
「ここ、来たことあるー!」
初めてだと思って来ましたが、2018年3月に参拝しておりました。
駐車場からの参道
ここで右を見ると、下っていく石段があります。
5分ほど山道を下り「十六丁」の丁石の手前で右に曲がっていくと、天照大神を祀る岩戸神社があるそうですが・・・
今回も見逃してしまいました (lll-ω-)ズーン
というわけで左を向いて、石段を上ります。
大師堂
「御用の方はチャイムを押してください」と書かれていますが・・・チャイムは取り外されていました。
弘法大師様と不動明王様が祀られていますが、ガラス戸越しに拝見しても、外陣と内陣を隔てる障子が閉じられているので、内陣の様子は全く拝見できません。
修行大師像
お昼寝から起きたばかりのネコさん♡
このあと10匹ほどの猫と遭遇。
お寺の中と合わせると、20匹ぐらい生息しているのだとか。
また石段を上ると
珠算碑
休憩所(展望台)
お不動さん
鬼子母神社
蟇股の彫刻は、ザクロかと思われ。
稲荷社
さらに石段。標高448mの頂上付近に、本堂などがあります。
仁王門

仁王門の真ん中に香炉
手水場
鐘楼
梵鐘(重文)
絵馬堂
淡路島唯一の三重塔
石段の両側に、狛犬さんが!!

中央に金剛界の大日如来坐像、左右に2躯の如来像が祀られているのが、ガラス越しに拝顔できました。
五智如来のあとの2躯は、恐らく後ろ向きに祀られていると思われ。
行者堂
弁天堂
十三重石塔
本堂前の狛猪

本堂
ご本尊は秘仏の千手観音様で、閉じられた厨子の左右に祀られた毘沙門天立像と不動明王立像が拝顔できました。
手前は護摩堂、
奥は六角堂
ガラス戸越しに内陣を拝見すると、中央に素木の六角堂が置かれ、それぞれの窓から金色の如来像が祀られているのが拝見できました。
奥の須弥壇には、ずらりと一列に閻魔大王様と十王像が安置されています。
本堂の真後ろにあるのは、鎮守社でしょうか。
金比羅大権現像
二柱御大神(伊弉諾尊と伊弉冉尊)を祀る社
いただいた御朱印と、御影です。

この5月に就任されたばかり、34歳のご住職が書いて下さいました。
奥様が着ておられるポロシャツを拝見すると、袖に大きく88の文字、胸に二人のお遍路さん(同行二人)が描かれています。
四国では見たことがないデザインだと思って尋ねると、福岡県にある篠栗四国八十八ヶ所のポロシャツだそうです!
九州全県をめぐる九州八十八ヶ所百八霊場もあり、どちらも行ってみたいなぁ(〃▽〃)
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