入口の大きなポスター
なんだかかわいいお二人は、化生童子というらしい(〃▽〃)
西新館 貞享本當麻曼荼羅修理完成記念特別展『中将姫と當麻曼荼羅―祈りが紡ぐ物語―』

まずは中将姫の坐像を拝見。
朝日放送のアナウンサー・Sさんに似てます( *´艸`)
源頼朝の銘が確認できる厨子の扉(国宝)は、黒漆塗に蓮が蒔絵で描かれていてとても美しい。
當麻寺のご本尊である綴織當麻曼荼羅は、4m四方の巨大な織物で、原本は根本曼荼羅(国宝)と呼ばれています。
長い歴史の中で多数の絵画による写しが製作され、その製作された時代の名前が頭につけられています。
第1回は建保5年(1217年)に作られた「建保曼荼羅」、2回目は文亀2年(1502年)に作られた「文亀曼荼羅」。
最も詳細に當麻曼荼羅の図様を伝え、鮮やかな色彩で描かれた名品が、貞享3年(1686)に完成した「貞享本當麻曼荼羅」(重文)で、このたび修復を終え、美しく復元された貞享本當麻曼荼羅と、その製作プロジェクトの全貌が公開されています。
※當麻寺の本堂には、文亀曼荼羅か貞享本當麻曼荼羅が厨子に掛けられています。
當麻曼荼羅は、西方極楽浄土の壮麗さを表したもので、中央に阿弥陀三尊と34菩薩、その下に化生童子が生まれる宝池や、九品往生図、上方には飛天が描かれています。
下方中央で踊っている化生童子がかわいいんですよね~♡
展示は巻物とか文書類が多く、美しいひらがなを多用されたものが印象的でした。
実際に蓮の糸で織られた阿弥陀三尊来迎図(福岡県福聚寺蔵)や、文楽人形の中将姫も展示されていました。
先週、當麻寺を参拝した際に、スタンプをもらっていたので、スタンプラリーはコンプリート。

中将姫がデザインされた特別展オリジナルのクリアファイルをいただきました!

東新館 わくわくびじゅつギャラリー特別陳列『はっけん!ほとけさまのかたち』

子ども向けに、仏像の形に注目した展示が行われていました。
「如来」「菩薩」「明王」「天」の4つのエリアに分けられ、
「如来」コーナーには、元興寺の薬師如来立像(国宝)をはじめ、釈迦・阿弥陀・大日如来像が展示されています。
鎌倉時代作の裸形の阿弥陀如来立像は、おへそが宝輪で、お股は蓮の花(〃▽〃)
「菩薩」コーナーには、林小路町自治会所蔵の美しい弥勒菩薩立像や滋賀県・長命寺の地蔵菩薩像(重文)などが展示され、
「明王」コーナーでは、京都府・正寿院の快慶作不動明王坐像(重文)を拝顔させていただきました!
まさかこちらでお会いできるとは♡
「天」コーナーは、京都府・海住山寺の四天王さんに会えました!
ワークシートをいただき、8問のクイズに挑戦。

もちろん全問正解(笑)で、シールをいただきましたw

ワークシートの裏表紙は真っ白になっていて、お気に入りの仏像をスケッチできるようになっています。
老眼鏡をかけず、私が鉛筆でササッと書いたのは・・・
裸形の阿弥陀さまです!
係の方が、壁に貼って下さいました(^_^;)
裸形の仏像のレプリカに、袈裟などを着せていくワークショップも行われていました。

東新館・西新館から地下回廊を通って、なら仏像館へ。
名品展『特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像―奈良・金峯山寺所蔵―』と、名品展『珠玉の仏たち』を開催中。
仏像館には、たくさんの仏像が展示されています。
今回の目玉は、金峯山寺の金剛力士像。
仁王門修復完了(令和10年予定)まで、こちらで展示公開されるそうです。
写真撮影OKでした!

めちゃめちゃ大きい!!
もとは京都の若王子社に安置されていた薬師如来坐像(国宝)が、インド色が強くて印象的でした。
猛暑を避けて博物館。
大正解でしたd(-ω☆) グッ!!
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