坂東三十三観音霊場第18番札所
宗派:天台宗 創建:延暦3年(784年) 開基:勝道上人
仁王門の手前にある拝観受付にて、入山料@500円を納めました。
門前の駐車場は無料です。
仁王門

見上げると、楽器を奏でる天女が描かれています。
門の内側は、風神・雷神

諸願成就の梵鐘は、撞けなくなっていました。
お不動さんの手前の手水鉢からは、延命水が湧き出ています。
石護摩壇
お不動さんの手前、左側は胎蔵界の大日如来像と思われ。
杉の木に「身代わりの瘤」
みんなの病気の身代わりになってコブが出来たそうです。
写仏写経堂
手水場
愛染堂
愛染明王坐像が拝顔できました。
愛染かつらの木
加山雄三氏 文化功労者受彰記念「君といつまでも」歌碑
2022年7月に建立されたそうです。
映画『エレキの若大将』のロケ地になったそうです。
宝珠地蔵尊
波之利大黒天堂
ご本尊は波之利(ハシリ)大黒天尊ですが、内陣の様子は全く見えません。
年6回の甲子の日に護摩祈祷が行われます。
本堂
本堂前の灯篭
本堂の外陣に入らせていただきました。
ご本尊は立木観音こと、十一面千手観音立像(重文)で、像高約6m。
本堂前の案内板をパチリ。
42本の手は寄木ですが、それ以外はカツラの一木造りだそうです。
厨子が床より低い位置まで掘り下げられているので、ひざ下はよく見えませんが、床下から直接立たれているそうです。
ひざより上はかなり近い位置から拝見させていただくことができました。
平安時代後期の作で、とても優しい穏やかなお顔をされています。
等身大よりも少し大きな四天王像が、2躯は観音像の左右、あとの2躯はお堂の後方隅に祀られていました。
令和3年6月1日~令和4年12月のあいだ、「光のお手綱 特別参拝」が行われています。
観音様と繋がった五色の結縁紐が、手前に設置された箱に結ばれ、箱の下から5色の丸い光が映し出されています。
光の中に浮かび上がる梵字。
光に手をかざして、ご縁を結ばせていただくというものでした。
本堂奥に回廊があり、五大堂へと昇っていく階段とつながっていました。
五大堂
外陣に入らせていただきました。
天井には「大雲龍」が描かれています。
内陣はかなり奥行きがあるので、はっきりとは確認できませんが、
五大明王像、勝道上人像、波之利大黒天のお前立ちなどが祀られ、両界曼荼羅が掛けられていました。
五大堂からは中禅寺湖が一望できました。
男体山(なんたいさん)
いただいた御朱印@500円です。

おまけ。
中禅寺湖付近でみかけた、とちまるくんの単管バリケード♡
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