宗派:臨済宗南禅寺派(大本山) 創建:正応4年(1291年) 開山:無関普門(大明国師) 開基:亀山法皇
門前の駐車場(2時間1000円)を利用しました。
前回の参拝は、2011年11月です。
Wikipediaによりますと
「日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上に置かれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺の中で最も高い格式を持つ」そうです。
勅使門(重文)
中門から入ります。
境内図
佐久間玄藩の片灯籠(高さ約6m)
三門(重文)
楼上拝観料@600円を納め、楼上へ。
楼上の向拝から、内陣を拝見させていただきました。
中央に美しい宝冠釈迦如来坐像と月蓋長者・善財童子が祀られ、その左右に十六羅漢像が安置されてします。
天井や梁には極彩色の模様が描かれ、柱の下半分には波が描かれています。
風が気持ちいい~♪
真如堂の五重塔や、金戒光明寺の山門などが見えました。
法堂
向拝から内陣を拝見しました。
床は瓦の四半敷きで、見上げると幡龍図。
高いところにある須弥壇に、釈迦三尊像が祀られています。
中央に釈迦如来坐像、向かって左側は騎象普賢菩薩坐像、右側は騎獅文殊菩薩坐像。
香炉には、南禅寺の寺紋「入れ違い雨龍」
南禅寺のHPからお借りしました。
雨龍は、雨をつかさどる精霊で、龍の幼い姿だそうです。

法堂と方丈は回廊で結ばれていますが、通って行くことはできません。
(潜り抜けることはできます)
外側から拝見した、本坊の大玄関
白塀の向こう側が方丈(国宝)
本坊の庫裡
拝観受付にて@600円を納め、本坊から方丈の拝観を。
庫裡を入ってすぐのところには、韋駄天さんが祀られていました。
入口の向かって右側に「滝の間」がありますが、お抹茶をいただく人のみ入室ができます。
「龍虎の間」
鹿威しの良い音が響きます。
向かって右側は、中国の詩人・寒山と拾得の像。
大方丈の南側、小堀遠州作の「虎の子渡しの庭」
釘隠し
庭に面して「柳の間」「麝香の間」「御昼の間」「西の間」があり、
狩野派の絵師による障壁画(デジタル画像をもとに復元したものを含む)が拝見できました。
大方丈に接続された小方丈の「虎の間」には、狩野探幽作の「水呑の虎」の図も。
西側の妙心庭
蓬莱神仙庭
六道庭
鳴滝庭
南禅寺垣と茶室「窮心亭」
龍吟庭
茶室「不識庵」
華厳庭
還源庭
方丈にていただいた御朱印です。

南禅寺境内にある琵琶湖疏水の水路閣(日本遺産)へ。
鐘楼がありました。
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