この2ヶ月で読んだ本。
『幻夏』 太田 愛 角川文庫
毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。
23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する・・・(「BOOK」データベースより)
こんな偶然あるのかなと思いつつ、どんどんページをめくっていました。
『生のみ生のままで(上・下)』 綿矢りさ 集英社文庫
綿矢りさ氏の作品は、19歳で芥川賞をとった『蹴りたい背中』ぶり。
どうしようもなく惹かれ合う二人に、キュンキュンしながら読みました。
『恩讐の鎮魂曲』 中山七里 講談社文庫
韓国船が沈没し、251名が亡くなった。
その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。
一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護人に名乗り出る。稲見は本当に殺人を犯したのか?・・・(「BOOK」データベースより)
介護老人施設での虐待問題がベースになっています。
御子柴シリーズ、面白い。っていうか、中山七里さんの作品はどれも面白い!
『希望の糸』 東野圭吾 講談社文庫
小さな喫茶店を営む女性が殺された。
加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。
彼女の不可解な行動を調べると、ある少女の存在が浮上する。
一方、金沢で一人の男性が息を引き取ろうとしていた。
彼の遺言書には意外な人物の名前があった。
彼女や彼が追い求めた希望とは何だったのか。(「BOOK」データベースより)
取り違えられた受精卵、親子の絆・・・一気に読んでしまいました。
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