五大虚空蔵菩薩ご開帳・神護寺

京都市右京区、高雄山 神護寺(じんごじ)
西国四十九薬師霊場第44番札所・神仏霊場巡拝の道第90番
宗派:高野山真言宗 創建:天長元年(824年) 開基:和気清麻呂公
高雄観光ホテル案内所駐車場@500円に駐車しました。

清滝川に架かる高雄橋を渡り、
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滑りやすい石段を上っていきます(^_^;)
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弘法大師の硯石
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約350段の石段、あと少し。
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楼門
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楼門の内側
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楼門の手前右側に、本坊の門(書院・庫裡・客室・茶室)
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高雄もみじちゃんが出迎えてくれます。
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受付にて拝観料@600円と、多宝塔特別拝観料@500円を納めました。

境内図
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書院の唐門
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和気清麻呂公霊廟
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宝蔵
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鐘楼(楼上の梵鐘は重文)
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明王堂
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御本尊は弘法大師の作と伝わる不動明王像で、護摩祈祷が行われる日に御開帳されます。
護摩祈祷は、1月第二日曜、8月16日、2~7月・9~12月の第二日曜日の、いずれも14時から行われます。

五大堂
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毘沙門堂
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金堂が建つ前はこちらが本堂で、ご本尊の薬師如来像もここに安置されていたそうです。
平安時代作の秘仏・毘沙門天立像(重文)が祀られています。

大師堂(重文)
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お大師さん(空海)の住房であった「納涼房」を復興したもので、板彫弘法大師像(重文)が安置されています(11月1日~7日に御開帳)。
大師堂の近くに立っていると、気持ちがスーッと穏やかになるような、いい気が流れているのを感じました。
この地でお大師さんは最澄さんと書簡のやり取りをしたり、嵯峨天皇と交流を深めたのですねぇ・・・

本堂
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内陣まで入ることができ、薬師如来立像(国宝)・日光&月光菩薩立像(重文)・十二神将さんを間近で拝顔させていただくことができました。
赤い口元をへの字に結び、少し怖いように見えるお薬師さんですが、体躯が充実し、存在感に圧倒されます。
お厨子の左右に、四天王・愛染明王・阿弥陀如来坐像が祀られ、さらに脇壇に、弁財天・地蔵菩薩・如意輪観音菩薩・大黒天などが祀られていました。

玉垣の内側に
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多宝塔
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五大虚空蔵菩薩坐像(国宝)の特別御開帳(毎年5月と10月に3日間公開)。
一列に安置された五大虚空像菩薩様は、右から青・赤・白・黒・黄色にお顔が着色されていて、それぞれ手の形や持たれているものが違っています。
五大虚空蔵菩薩は金剛界曼陀羅の五智如来を表しているとも言われ、かつては白色の中尊・法界虚空蔵様を中心に、東西南北にあとの4躯が配置されていたそうです。

閼伽井
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地蔵院
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かわらけ投げ(3枚で200円)
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雪の神護寺については、2017年2月の日記をどうぞ。

いただいた御朱印です。
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本日の歩数 10206歩・歩いた距離 6.4km・上った階数 28階

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