西国三十三所第4番・西国愛染十七霊場第15番・神仏霊場巡拝の道第52番札所
宗派:天台宗 開基:行満上人 創建:欽明天皇時代(539年 - 571年)
ご本尊:弥勒菩薩 札所御本尊:十一面千手観音 ご真言:おん ばざら だらま きりく そわか
駐車場は登山道の手前に有(無料) 入山料@500円
登り始めるとすぐに、入山受付ができていました。
2022年9月より、参道や施設の維持管理のために、入山料が必要となりました。
ここから本堂までは、約30分の登山です。
10分ほどで、仁王門に到着。
十三重石塔
寺号標
仁王門

ここからの道のりは、いい気が満ちていて、とても気持ちがいいです!
庫裡のような建物があり、めちゃ大きいハチの巣が3つ!
石垣がたくさん。
施福寺城跡? 塔頭寺院の跡?
愛染堂
修行大師像
空海(弘法大師)は、20歳の時にこの地において出家剃髪したと言われています。
ラストスパートです。
石段の途中に、弘法大師御髪堂
手水場
本堂(側面)
この奥に、鐘楼・大師堂・護摩堂があるのですが、通行止めになっていました。
本堂(正面)
外陣の賓頭盧さん
内拝料@500円を納め、内陣へ。
コロナ禍以降、仏像も含めて本堂内の写真撮影OKです(〃▽〃)
中央に丈六のご本尊・弥勒菩薩坐像、向かって左に、西国三十三所札所本尊の十一面千手観音立像、右に文殊菩薩立像が祀られています。
こんなに近くで拝顔させていただき、撮影もさせていただけるなんて、感涙ものです。
十一面観音様と文殊菩薩様は、なんとなく似ていますね。

文殊菩薩様の台座の獅子・・・笑ってます!
四天王は迫力があります!


後堂の左側には、日本で唯一、丈六よりもさらに大きな方違大観音座像。
後堂の中央には、不動明王様・弁財天・元三大師坐像・弘法大師座像・伝教大師坐像・二十八部衆・七福神などなど、たくさんの仏像が祀られています。
その中で一番気になったのは・・・右手に小槌を持たれているので、満善車王さんでしょうか?
弥勒菩薩坐像と背中合わせの位置に、秘仏の馬頭観音坐像が安置されています。
いつもはお厨子の扉が閉じられていますが、この日は扉が開かれています!!
11月末までご開帳して下さるそうです。なんとこちらも撮影可。
右ひざを立て、両足の裏を合わせておられますね。
厨子の天井に花図が描かれています。
涅槃釈迦如来像の台座の下には、螺鈿の模様が美しい机が。
後堂の右側に、いつでもお会いできる馬頭観音坐像(以前は60年に一度の御開帳)が祀られています。
両ひざを曲げ、足の裏を正面に向けておられます。
鐘楼・大師堂・護摩堂・観音堂・槙尾明神などについては、2020年1月の日記をどうぞ。
桜の季節に参拝した時のことは、2021年3月の日記をどうぞ。
御朱印は軸装納経帳に重ね印でいただきました。

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