金心寺(三田市)

兵庫県三田市、如意山 金心寺(こんしんじ)
宗派:真言宗御室派 創建:668年(天智天皇7年) 開山:定慧上人  
前日に電話予約をして伺いました。

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山門
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三田藩御下屋敷の門を移築したものだそうです。

手水場
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創建時の礎石を利用されたものだそうです。
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弥勒菩薩の化身とされる布袋尊
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水掛地蔵尊がたくさん。
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右端はお不動さんでした。
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本堂
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お電話した際に、ご住職が「私は奥のお堂におりますが、本堂の鍵を開けておきますのでどうぞ」と仰って下さったので、扉を開けて外陣に入らせていただきました。
暖房を入れて下さっています。有難い(T_T)
見上げると美しい花天井
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拝観料は賽銭箱に志納しました。

中央の須弥壇上に、平安時代作のご本尊・弥勒菩薩坐像(重文)が祀られています。
金色の光背・蓮華台・左手の上の宝塔などは後補のもの。
足元に左右の外側を向いている獅子のような蛙のような、小さな動物のシルエットが見えて気になりました。
ご本尊の手前に閉じられた小さな厨子と、毘沙門天立像と愛染さんに似た三面の坐像が安置されています。
左右には開かれたお厨子が二つあり、向かって右側に弘法大師坐像、左側に南北朝時代の不動明王立像(重文)が祀られています。
外陣からは少し遠いのですが、いつも相方が持ち歩いてくれている小型双眼鏡が役に立って、少しおとなしそう(?)な、お不動さんの表情が拝見できました。
鎌倉時代に描かれた、絹本着色十一面観音像(重文)は、確認できませんでした。
正面の壁面に両界曼荼羅、左右に真言八祖像、さらに屏風には十三仏のような御姿が描かれています。
外陣の両端に、とてもコンパクトな四国と小豆島の八十八ヶ所霊場お砂踏みがありました。 

薬師堂(柱には護摩堂と書かれていました)
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薬師如来像・日光&月光菩薩像、十二神将像、青面金剛像などが祀られているそうです。
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温室のようなお堂があり、扉を開けると
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中に鳥居があり、さらに奥の扉を開けると
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白龍大権現を祀るお堂の拝堂になっていて、手前に護摩壇もありました。
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橋の向こうに、
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白龍大権現尊・大弁財天尊・宇賀大明神の三尊を祀るお堂
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扉を開けると、ご住職のまっすぐなお背中が。
お声をかけられない雰囲気でしたので、ソッと扉を閉めました。
本当はお礼を言うべきだったかもしれません。。。

その脇に、小さな白い祠
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こちらからは、拝堂の屋根が見えました。
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庫裡
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もしかするとご朱印はこちらでいただけたかも知れませんが、インターフォンを押す勇気がありませんでした・・・

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