徳島市国分町 薬王山 金色院 國分寺(こくぶんじ)
四国八十八ヶ所第15番札所
宗派:法相宗⇒真言宗⇒曹洞宗 開基:行基菩薩 創建:天平13年(741)
ご本尊:薬師如来 ご真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
四国霊場には四つの県に国分寺があり、徳島県の国分寺は「阿波国分寺」と呼ばれています。
前回の参拝は、2020年10月です。
山門
手水場
地蔵堂
七重塔礎石
鐘楼
本堂・・・
いや~、感慨深い。
2017年11月に初めて参拝して、今回で4度目なんですが、ずっと修復工事をされていたので、ようやく本堂を拝見することができました!!
外陣に入らせていただきました。
外陣と内陣を隔てる欄間の彫刻がすごいです!(写真はごく一部)
お厨子の中に祀られた黒っぽい薬師如来坐像が拝顔できました。
その左右には、脇侍の日光・月光菩薩座像が、それぞれ別のお厨子に祀られています。
納経時にいただいた御影です。
大師堂
御簾(みす=スダレ)が下がっていて、お大師様は見えません。
烏瑟沙摩明王堂 ※こちらが長い間、仮本堂となっていました。
権現堂
白山大権現・秋葉大権現・瑜伽大権現・大聖歓喜天を祀ります。
納経所を教えてくれる小坊主さん
拝観料@300円を納めて、庭園へ。
国の名勝『阿波国分寺庭園』
わーい!! ようやく本堂の被り物が取れて、本来のお庭の眺めを楽しませていただくことができました!
東西43m南北42m、面積は約1900㎡。
「阿波の青石」(緑色の結晶片岩)を豊富に用いた枯山水庭園は、ものすごい迫力があります。
重森三玲氏が昭和41年に実測調査した際、「各時代を通して、日本庭園中での第一級品」と最大限の賛辞を贈ったそうです。
庭園南東側築山
庭園南側築山
天生橋
庭園北側枯滝
本堂北東側築山・枯流れ
本堂の裏をまわって、西側へ。
巨石石組
右の方の巨石、高さは4.3mもあるそうです!
本堂南西側石組
いや~、感無量。
5年越しの夢が叶ったような嬉しさでした(〃▽〃)
相方がいただいた御朱印
弘法大師御誕生1250年記念の「88大師メッセージ(記念印)」には「相承」と書かれています。
師匠から弟子へ、親から子へ。
学問・芸術・技術などあらゆる文化を受け継ぎ、次の世代へと継承発展させていくこと。
私がいただいた重ね印です。
「88記念カード」もいただきました。
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