慈眼寺・四国別格二十霊場第3番(3巡目) 

徳島県上勝町 月頂山 宝珠院 慈眼寺(じげんじ)
四国別格第3番札所・四国八十八ヶ所第20番札所奥之院
宗派:高野山真言宗 創建:延暦年間(782年 - 805年) 開基:空海
本尊:十一面観音 ご真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
前回の参拝は、2019年2月です。

標高550m付近に大師堂・護摩堂などがあり、そこから徒歩で急坂を上った標高約700m付近に本堂と穴禅定があります。
まずは大師堂などのあるエリアへ。
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鐘楼
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大師堂
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以前は外陣に入らせていただけたのですが、コロナ禍により入堂できず。
向拝から拝ませていただきました。
扉を開けて下さっているので、奥の須弥壇中央に、弘法大師坐像の黒いシルエットが拝見できました。
向かって左側はよく見えず、右側は不動明王立像。
左右の障子に描かれているのは、十三仏様たちでしょうか?

護摩堂
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こちらも入堂できなくなっていて、ガラス越しに向拝から拝見しました。
不動明王様が祀られていますがよく見えませんでした。

穴禅定・行場の路幅体験場
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本堂の近くに「穴禅定」という、とても狭い鍾乳洞の修行道場があります。
路幅体験場は穴禅定に入れるかどうか、チェックするための石板と半円石。
2枚の石板の隙間は約26cmで、足元には段差を表現した半円型の石があり、
石板の間を半円石をまたいで通り抜け出来た人しか、修行体験はできません。

穴禅定を体験する場合は、本坊にて申込が必要です。
誓約書にサインをし、利用料を納め、白衣をお借りし(岩にこすれて汚れるため)、先達さんに案内をしていただきます。
自らが持つローソクの灯りだけを頼りに、ほとんど身体のサイズと同じぐらいの隙間しかない空間を、石を跨いだり、ほふく前進したり、カニの横ばい状態で進むので、閉所恐怖症の人は出来ません。
身体が硬い人も、普段はしないような姿勢を取るので、足がつったりして大変かもしれません。
全長は50m(往復100m)で、通常は約1~2時間で戻ってこれますが、過去には11時間も出られず、レスキュー隊が来て、身動きが出来なくなった方は全裸になり、油を身体に塗って脱出したということがあったそうです。
私たちが以前に体験した2018年6月は、パニック状態になって引き返す方がおられました。
※体験は3月から11月のみ。現在はコロナ禍により年間を通して閉鎖されています。

七福神
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常夜灯
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納骨堂
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孝慈之石門
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ここからは500mの道のり。急坂を上っていきます。
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途中、弘法大師像があり、
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こんな景色が見えますが、
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まだ道のりは、半分ぐらいです(^_^;)

徒歩約20分と書かれているところを、12分で到着。

巨石の下に、手や口を水で清めるところがあります。
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穴禅定に挑戦するときは、ここに荷物などを置いていきます。

招福弁財天像
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本堂
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向拝からガラス越しに、閉じられたお厨子が見えました。
ご本尊は十一面観世音菩薩立像です。
ご真言の「おん まか きゃろにきゃ そわか」を唱え、眼病平癒を祈願しながら、本堂の周りを3周しました。

納経時にいただいた御影には、ご本尊と双羽権現と蔵王権現が描かれています。
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本堂から少し上ったところに、前述した鍾乳洞の修行場「穴禅定」があります。
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令和2年の3月に、はしご階段の改良工事を完了されました。
もう一回入ってみたいような、二度と入りたくないよような(^_^;)

大師堂などがあるエリアに戻り、お手洗いをお借りしました。
暖房便座が有難かったので、トイレの利用料(任意)を納めました。

弘法大師御誕生1250年記念「特別御朱印」@500円と
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重ね印をいただきました。
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おせんべいもいただきました(〃▽〃) ありがとうございます♡
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