徳島県阿南市 舎心山 常住院 太龍寺(たいりゅうじ)
四国八十八ヶ所第21番札所
宗派:高野山真言宗 開基:弘法大師 創建:延暦12年(793)
ご本尊:虚空蔵菩薩 ご真言:のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか
前回の参拝は、2020年9月です。
道の駅「鷲の里」から、
太龍寺ロープウェイに乗ります。
往復@2600⇒JAF割引△100円
二人で往復すると5000円・・・なかなかの出費ですが、ロープウェイに乘らずに参拝するとなると、
極狭の道を車で走り、駐車場からは急坂を30分登らないといけないので、
4度目の今回も、ロープウェイ(〃▽〃)
仁王門(徳島県では最大にして最古の金剛力士像を安置)をくぐってみたいんですけどねぇ・・・
ロープウェイ山頂駅から、本堂へと向かう石段が見えますが、
そちらは上らず、向かって右側の道を進みます。
鐘楼門
手水場
階段とスロープがあり、スロープを上りました。
太竜寺山の山頂近く(標高505 m付近)に本堂があります。
内陣を拝見しますと、閉じられたお厨子が見えました。
秘仏の御本尊・半丈六の虚空蔵菩薩坐像は、毎年1月12日の正午頃から午後3時頃までご開帳されます。
納経時にいただいた御影です。
外陣に賓頭盧さん
本堂に向かって左側に進むと
鎮守社
求聞持堂の門
求聞持堂
お大師様が修行された聖跡で、虚空蔵求聞持法を修行するための道場です。
本堂の右側に進みます。
弁天堂(祠)
庚申塔
石段を上って、多宝塔
格子戸のガラス越しに、小さな五大虚空蔵菩薩像(法界・金剛・宝光・蓮華・業用)が拝顔できました。
それぞれ獅子・象・馬・孔雀・金翅鳥の上に坐しておられます。
ご真言は「おん ばじら らたな あ あー あん あーん そわか」
なんだか唱えていると、楽しくなります( *´艸`)
大師堂
旧暦3月21日にご開帳されるそうです。
拝殿には中国の神話・ 民話が刻まれています。
大師堂の裏に、御廟
中興堂
長範僧正と亮山僧正が祀られています。
異株同根 杉と桧が共存しています。
修行大師像
相輪橖
鐘楼門のところまで戻ります。
本坊は高い石垣の上に。
持仏堂の廊下を見上げると龍の天井画
護摩堂
六角経蔵
この門から下って行くと、仁王門があるのですが、毎回 断念しています(^_^;)
納経所にて、小銭の両替をされていたので、
お賽銭用に5円玉を100枚、両替していただきました。
このシステム、いいですよね~!
ロープウェイの山上駅で、いつものように「きのこ茶」のお接待をいただき、
いつものように、しその実きくらげとともに、購入しました(〃▽〃)
舎心ヶ獄の弘法大師像については、2019年3月の日記をどうぞ。
相方がいただいた御朱印
弘法大師御誕生1250年記念の「88大師メッセージ(記念印)」には「劍落太龍峰」と書かれています。
言葉を選んだ理由(ご住職の思い)の説明(四国八十八ヶ所霊場会のHP)によりますと、
幕末三舟のひとり高橋泥舟が詠んだ漢詩の初句です。
大師が『求聞持法』を御修行中に虚空蔵菩薩が所持する宝剣が壇上に飛来し、尊と大師が感應し功験が顕われた様子です。
以来 1200 有余年法燈は絶える事なく受け継がれ修行僧は登峰精進しています。
私がいただいた重ね印です。
「88記念カード」もいただきました。
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