大和北部八十八ヶ所霊場第27番札所
宗派:律宗 創建:寛元年間(1243年 - 1246年) 開山:慈禅上人
※拝観は事前予約要
唐招提寺から300mほど西に歩きます。
山門
庫裡の玄関
中門
春日社
中興二世・證玄和尚のお墓
本堂(収蔵庫)
ご住職のお父様が収蔵庫の扉を開けて下さり、内陣に入らせていただきました。
お厨子の中に、阿弥陀如来立像(重文)が祀られています。
像高は約1mで、来迎印を結んでおられます。
快慶さんが晩年に造立されたそうで、台座左足の枘(ほぞ)に快慶さんの墨書銘があるそうです。
とても穏やかな表情で、薄く開かれた瞳には玉眼が。
以前、盗難に遭われたのですが、木津川市の神童寺の下でみつかり、
奇跡的にお戻りなられたのだとか。
お経をあげて下さったので、私たちもわかるところはご一緒させていただきました。
収蔵庫前の地面を見ると、こんなかわいい仁王像が!
もう二度と盗難に遭わないようにと、寄進されたものだそうです。
お茶室がありました。
元は伊藤博文の茶室だったそうです。
礼堂(旧護摩堂)を横から撮影。
扉を開けさせていただきました。
中央にお前立ちの阿弥陀如来立像、向かって左側に不動明王立像、右側に聖観音立像が祀られています。
千体地蔵尊納骨塔
納骨塔前の門
護持院隆光さん(江戸時代中期の僧侶)のお墓もあるそうです。
いただいた御朱印です。

この記事へのコメント