※「あなおじ」と記されたサイトが多数ありますが、お寺でいただいたパンフレットには「あなおうじ」と記載されています。
西国三十三所第21番・神仏霊場巡拝の道第130番札所
宗派:天台宗 創建:慶雲2年(705年) 開基:大伴古麻呂
ご本尊:薬師如来(西国札所本尊は聖観音菩薩)
聖観音菩薩のご真言:おん あろりきゃ そわか
近隣の私営駐車場@300~500円 本堂内拝料@300円(冬季の庭園は非公開)
仁王門

手水場
鎮守堂のあたりは、積雪で近くまで行けず。

いつもは円応院の中から、回廊を通って、本堂内に入らせていただくのですが、
冬季は円応院が拝観停止。
納経所にて本堂内拝料を納め、本堂の前方向かって左側の扉を開けて、入らせていただきました。
本堂内陣の須弥壇に3つ並んだお厨子には、中央に絶対秘仏の御本尊・薬師如来様が祀られ、向かって左側に西国札所のご本尊・聖観音立像(33年に一度ご開帳)、右側に札所本尊お前立の聖観音立像が祀られています。
お前立様だけ拝顔させていただくことができますが、今回は結界があり近くまで行けず。
秘仏の札所本尊・聖観音立像は、平安時代に造立され、仏師の身代わりに弓矢を受け「身代わり観音」と呼ばれていましたが、その後 盗難に遭い、現在祀られているのは同じように胸に傷を持つ模刻の御像だそうです。
右脇陣にはお布団が掛けられた釈迦涅槃像が祀られ、自分の病と同じ箇所を撫で、自分の身体を撫で返すと、病気が良くなると言われています。
向拝の賓頭盧さん
多宝塔
釈迦如来坐像と多宝如来坐像が拝顔できました。
地蔵堂
三十三所観音堂
お手洗いをお借りして・・・
そこから見えた、円応院の庭園の池は、凍ってました(〃▽〃)
多宝塔を借景にした円応院の池泉鑑賞式庭園、念仏堂などについては、2022年3月の日記をどうぞ。
納経所前に飾られたお花
御朱印は軸装納経帳に重ね印でいただきました。

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