伊勢西国三十三所観音霊場第18番・三重四国八十八箇所第21番札所
宗派:真言宗御室派(準別格本山) 創建:飛鳥時代(574年 - 622年) 開基:聖徳太子
東門前に無料駐車場有
仁王門(表門)
金剛力士像(重文)

仁王門を内側から。
手水場
鐘楼堂
銅造の十一面千手観音立像
手前の大きな石については詳細不明です。
鎮守社
飛龍権現本地の摩利支天尊が祀られています。
石仏さんがたくさん祀られているところがありました。
観音堂前の狛犬

この地に「泰平山無量寿寺」と「補陀落山府南寺」がありましたが、兵火により府南寺が焼失したため無量寿寺と合併し、「泰平山府南寺」となったそうです。
そのため本堂は二つあり、それぞれの御本尊様が安置されています。
補陀落山府南寺本堂(観音堂)
向拝からガラス越しに、内陣を拝見させていただきました。
中央に菊の紋が入った大きなお厨子があり、秘仏のご本尊・千手観世音菩薩様が祀られています。
その左右に、脇侍の将軍地蔵立像と毘沙門天立像が祀られているのが拝顔できました。
毎月18日の12時より、護摩法要が行われるそうです。
向拝に賓頭盧さん
泰平山無量寿寺本堂(阿弥陀堂)
こちらは扉が開けられているのですが、とても大きな提灯がぶら下げられていて、ほとんど内陣の様子が見えません。
ご本尊は秘仏の阿弥陀如来様で、脇侍は観音&勢至菩薩様で、観音堂の千手観音様と同じく、50年に1度ご開帳されるそうです。
府南寺保存会事務所
お庭
十三重石塔
東門(裏門)
奉納された石仏さんがたくさん。
染筆印刷済の専用御朱印帳に、セルフで押した御朱印です。

私は見逃してしまいましたが・・・東門を出て、さらに東に進むと、
東海地方の一部にしか生育しない「アイナシ」という珍しいバラ科の木があり、4月初旬~中旬ごろに白い花を咲かせ、直径2~3cmの梨に似た果実を実らせるそうです。
この記事へのコメント