大阪市西区、蓮池山 智善院 和光寺(わこうじ)
摂津国八十八ヶ所第3番札所
宗派:浄土宗 創建:元禄11年(1698年) 開山:心誉智善上人
境内に無料駐車場有(車は和光殿側から入場)
あみだ池筋に面した山門(西門)から入りました。
軒丸瓦には、長野の善光寺さんと同じ立葵紋
浄土宗開宗850年のポスター、かっこいいですね♡
境内の西側、木が生い茂る、細い路地のようなところを通ります。
地蔵堂
「あごなし地蔵尊」が祀られていますが、薄暗いのでシルエットのみ拝見。
北向き不動尊
この門の向こう側に、和光殿(葬祭式場)と駐車場があり、本堂のある境内の東側へ出ます。
阿弥陀池公園前の大きな山門(東門)は、閉鎖されています(写真は門の内側)。
日清・日露戦役の青銅製忠魂碑
手水場
カエルや
小鳥がいます。
なんのお堂か未確認です。
本堂
ガラス越しに堂内を拝見しました。
手前は広い畳敷きの外陣で、奥の内陣に金色のお厨子・・・扉は開いているようですが、帳が降りていてよく見えません。
ご本尊は善光寺式の一光三尊阿弥陀如来立像で、光背に7仏が配されているそうです。
境内の北側に、お寺が建立される前からある「阿弥陀池」。
池のほとりに祀られている、松梅稲荷大明神やお不動さんは見逃してしまいました。
放光閣
阿弥陀池にはこんな伝承があります。
飛鳥時代(552年頃)、対立していた蘇我氏と物部氏。
百済から仏教が伝来した際、仏教推進派の蘇我氏が祀っていた阿弥陀如来像を、廃仏派の物部氏が持ち去り、「難波の堀江」(阿弥陀池)に投げ捨ててしまいました。
後年になって、本田(本多)善光公が池から不思議な声を聴き、阿弥陀如来像を拾い上げ、地元の長野県に持ち帰り、ご本尊として開いたのが、善光寺だと言われています。
(長野県上田市の元善光寺では、本田善光公はまず上田市に阿弥陀如来像をお連れし、41年間 臼の上に安置されたのちに、勅命により長野市の善光寺に遷座されたと伝わっています。)
庫裏にて
いただいた御朱印です。
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