空海を導いた犬を祀る轉法輪寺

奈良県五條市、犬飼山 轉法輪寺(転法輪寺・てんぽうりんじ)
大和新四国八十八ヶ所霊場第65番札所
宗派:高野山真言宗 創建:816年 開基:弘法大師
無料駐車場有

石段を上り
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山門(鐘楼門)の鐘楼を撞きました。
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手水場
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地蔵堂 
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子安地蔵菩薩立像と、永代供養をされた小さなお地蔵さまがたくさん安置されています。

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本堂(大師堂)
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内陣の様子は拝見できません。
ご本尊は鎌倉時代作の弘法大師坐像です。
不動明王、愛染明王、阿弥陀如来、歓喜天様なども祀られ、
裏堂には600体の修行大師像が安置されているそうです。

修行大師像の足元の
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お加持水をいただきました。
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寺務所
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丹生狩場明神社
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向かって左側は丹生都比売明神社、
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右側が狩場明神社です。
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手前に二匹の犬
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犬の足跡がついていると言われている霊石
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弘法大師は唐から帰国する際に投げた三鈷杵を探して、大和国宇智郡(五條市)を歩いていたところ、白と黒の犬を連れた猟師と出会います。
猟師は三鈷杵のある場所を知っていて、2匹の犬に道案内をさせました。
道中で弘法大師は、今度は山人と出会います。
山人はこの土地の主で、弘法大師にこの領地を差し上げようと告げました。
さらに山を分け入ると、その先の平原で松の木にひっかかった三鈷杵を発見することができ、弘法大師は目指していた理想の真言密教の道場を高野山に開くことができました。
2匹の犬を連れていた猟師は、高野御子大神(狩場明神)で、山人は丹生明神(丹生都比売大神)だったのです。~『今昔物語集今 ( 巻11-25 )』より~


丹生狩場明神社の裏は明神塚古墳で、周囲は四国八十八ヶ所お砂踏み霊場になっています。
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稲荷明神社
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末広稲荷明神と祓戸大神が祀られています。

大教堂遍照殿
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広い外陣に入らせていただきました。
見上げると、三方の壁の上部に、四国八十八ヶ所の御本尊が描かれたものが掛けられています。
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よく見ると、それぞれにご朱印も!
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内陣には護摩壇があり、その奥に像高大きめの弘法大師坐像が祀られています。
生まれ月の人、大きなお願い事がある人は、護摩壇のそばで内拝させていただけるそうです。
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護摩堂
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内陣は拝見できませんが、五大明王・十二神将などが祀られ、毎朝、護摩祈願を行われているそうです。

庫裏客殿
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メダカの赤ちゃんをいただけるようですよ(〃▽〃)
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こちらには成長したメダカが泳いでいました。
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東側にある石柱門
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いただいた御朱印です。
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