滋賀県大津市、石光山 石山寺(いしやまでら)
西国三十三所第13番・近江西国三十三所第3番・びわ湖百八霊場第1番札所・神仏霊場巡拝の道第146番
宗派:東寺真言宗 創建:天平19年(747年) 開山:良弁僧正
ご本尊:如意輪観音 ご真言:おん はらだ はんどめい うん
駐車料金@600円 入山料@600円 本堂内拝料@500円
東大門(重文)
参道は工事中。
国宝・重文建造物の防災施設の整備工事、参道は5月~8月、東大門付近は6月~9月、硅灰石前(広場)は7月~8月、下向坂(大黒天堂前)は9月~11月の予定だそうです。
境内図
くぐり岩は足元が滑りやすくなっているとのことで、立入りできなくなっていました。
石段を上って、毘沙門親子が祀られている毘沙門堂へ。
兜跋毘沙門天立像(重文)と、妃の吉祥天・五男の善膩師童子が祀られています。
鎧をまとった兜跋(とばつ)毘沙門天は、宝塔と三叉の宝剣を持ち、地天女の両手の上に立たれる特徴的なお姿。
地天女の左右には尼藍婆(にらんば)と毘藍婆(びらんば)という二人の夜叉神。
御影堂(重文)
中央のお厨子に、石山寺第三代座主淳祐内供坐像が祀られ、その後方に弘法大師様の御軸が掛けられています。
硅灰石(国の天然記念物)
石段から見下ろしたところ
蓮如堂(重文)
もともとは鎮守の三十八所権現社の拝殿として建てられました。
三十八所権現社(重文)
本堂(国宝)
本堂の全体像を撮影するのは不可能で・・・
わかりやすいイラストを発見( *´艸`)
外陣(礼堂)に入らせていただき、弘法大師坐像の前でお経を読みました。
内陣(正堂)特別拝観は、ご祈祷中だったので断念しましたが、今年の4月に開眼法要が営まれた、松本明慶作の弥勒菩薩坐像の金色に輝くお姿が少しだけ拝見できました。
経蔵(重要文化財)
紫式部供養塔と芭蕉の句碑
鐘楼(重文)
多宝塔(国宝)
快慶作の金剛界大日如来坐像を拝顔させていただけるのが嬉しいです♡
薄暗い中で、瞳の白目の部分が光っているように見えました。
月見亭と芭蕉庵
紫式部像
無憂園の「甘露の滝」
ご本尊の御開帳については2020年3月の日記、観音堂・めかくし石・大黒堂・拾翠園などについては2018年5月の日記、八大龍王社などについては2021年10月の日記をどうぞ。
御朱印は軸装納経帳に重ね印でいただきました。
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