京都市東山区 六角堂こと、紫雲山 頂法寺(ちょうほうじ)
西国三十三所第18番・洛陽三十三所観音霊場第1番・聖徳太子霊跡第25番札所
宗派:天台宗単立 創建:用明天皇2年(587年) 開基:聖徳太子
ご本尊:如意輪観音 ご真言:おん ばらだ はんどめい うん
お寺の隣に駐車場有(1時間@600円)
山門から六角通りを隔てた斜め向かい、飛地境内に鐘楼が建っています。
山門
手水場
縁結びの六角柳と、本堂の拝堂
拝堂の奥に六角堂(本堂)。
香炉
拝堂から拝ませていただくと、雨の日は内陣がよく見えることに気づきました(〃▽〃)
秘仏のご本尊は二臂の如意輪観音坐像で、三重の厨子に安置されています。
六臂のお前立本尊は3躯おられ、いつも外陣から拝ませていただく黒光りのイケメン如意輪観音坐像と、ご本尊の両脇手前の厨子に安置された秘仏のお前立様が2躯。
脇侍は毘沙門天立像(重文)と地蔵菩薩立像で、外陣からは拝見できませんが、脇陣は向かって左側に聖徳太子2歳像、右側は親鸞上人の夢想の像が祀られています。
本堂の裏側にも、たくさんの小さな仏像が祀られ、小窓から拝ませていただくことができます。
小窓の近くに並べられた、鳩みくじ
へそ石
この石が京都の中心といわれています。
親鸞堂
2躯の親鸞上人像が安置されています。
親鸞上人(見眞大師)が比叡山から毎夜、六角堂に参籠し、夢の中で浄土真宗を開くきっかけとなるお告げを受けたことにちなみ、草鞋を履いた「親鸞草鞋の御影」と、「親鸞夢想之像」です。
親鸞聖人像
十六羅漢さん
聖徳太子沐浴の伝説にちなむ池の中に、太子堂
3躯(二歳像、十六歳像、仏教の受容をめぐって物部守屋と戦った姿を表す騎馬像)の聖徳太子像が安置されています。
京都御所を守るために北を向いている、北向地蔵さん
地蔵山
隣接しているビル(WEST18)の3基あるエレベーターのうち、1基はガラス張りになっていて、六角堂の屋根を上から展望することができます。
不動堂・唐崎社・茶所などについては2022年1月の日記、本堂内陣特別拝観については2018年11月の日記をどうぞ。
御朱印は軸装納経帳に重ね印でいただきました。
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