伊勢西国三十三所観音霊場第11番・三重四国八十八ヵ所第79番札所
宗派:真言宗山階派 創建:仁和元年(885年) 開基:飯高宿禰諸氏
駐車場からは約200mほど、急坂を上ります。
(以前はここに鳥居があったようです)
上ったのは5分ほどでしたが、かなり息切れ・・・
鐘楼
本堂
無住寺で、神宮寺(丹生大師)のご住職が兼務されています。
拝観できるのは、日曜・祝日・毎月18日の午前10時から午後3時頃までと、大晦日の午後9時から翌朝2時頃までで、地域の方がお世話をして下さっています。
本堂内拝料@200円を納め、内陣に入らせていただきました。
中央の大きな大きなお厨子に、像高6.6mの十一面観音立像(重文)が祀られています!
右手に錫杖、左手に水瓶を持たれる長谷寺式の観音様。
失礼かも知れませんが、山中の無住のお寺に、こんな素晴らしい観音様が!と、驚いてしまいました。
お厨子の中にも入らせていただき、足元から観音様を見上げると、迫力が違います。
御足にも触れさせていただき、感動・・・。
奈良・鎌倉の長谷寺の観音様とともに、一本の樟から造られたものと伝えられているそうです。
本堂の奥、左の脇壇は地蔵菩薩、不動明王、愛染明王、多聞天像が祀られ、
右の脇壇に役行者と前鬼&後鬼、弘法大師、大黒天像。
手前には歓喜天様が祀られる円柱型厨子が安置されていました。
伊勢西国三十三所観音霊場のポスターは、こちらの観音様だったのですね。
庫裡
ご神木
染筆印刷済の専用御朱印帳に、押していただいた御朱印です。

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