綾部西国三十三観音霊場第33番札所
宗派:真言宗醍醐派 創建:推古天皇7年(599年) 開基:聖徳太子
※降雪が多い地域なので、冬場は通行不可になることも。
無料駐車場は、二王門より約180m下と、本堂石段下の2ヶ所に有ります。
綾部市観光ガイドのHPからお借りした、『国宝二王門 ( 光明寺 )・君尾山 巨木トレッキングマップ』の一部です。

二王門下の駐車場に車を停め、石段を上って山の中へ。
何やらお堂が見えてきました。
なんのお堂かは未確認です。
見えてきました!
二王門(国宝) ※仁王門ではなく、二王門です
昭和25年の解体修理で、宝治二年(1248年)の墨書銘が発見されたそうです。
屋根は板厚10~30mmの、厚い栗の板を葺いた栩葺(とちぶき)。
金剛力士像(重文)

慶派の仏師・肥後定慶の作。
地蔵堂
四国八十八ヵ所ご本尊の石像が安置されています。
ここからは山道を上ります。
「キュッ! キュッ!」という甲高い鳴き声がしたので見ると、親子の鹿が走って行くのが見えました(写真は撮れませんでした)。
前日の雨で、山道は滑るかな?と心配していたら、
途中からは木材のチップを使った舗装道に変わり、歩きやす~い♪
6分ほどで本堂下の駐車場付近に到着です。
あと少し、石段を上るのですが
この石段がめっちゃ怖い。手すりがあって良かった~。
本堂
西の左甚五郎といわれた、中井権次一統による彫刻が素晴らしいです。
扉の小さな窓から、内陣を拝見させていただきました。
ご本尊は秘仏の千手観世音菩薩様で、33年に一度ご開帳されます。
お前立ち様や二十八部衆、九頭竜王像、不動三尊像などが祀られているそうですが、暗くてよく見えませんでした。
燈籠
鐘楼
現役の梵鐘と
下に置かれた、旧梵鐘
太子堂
こちらも暗くて内陣はよく見えません。
聖徳太子坐像・弘法大師坐像・中興の理源大師坐像が安置されているそうです。
宝篋印塔
本堂に向かって左側の奥、少し小高くなっているところに行者堂があるのを見逃してしまいました。
庫裡の手前の建物と池
庫裡
庫裡の周辺や山道には、ピンク色のお花がたくさん咲いています。
覗いてみると、花の中に派手な斑点模様が。
写真がうまく撮れなかったので、ネットでお借りしました ↓↓

ご住職に尋ねると、ジギタリスという薬草だと教えて下さいました。
葉・根・花など全草が有毒で、食べると胃腸障害・不整脈・めまいなどを引き起こしますが、心不全や不整脈の治療に用いられるそうです。
いただいた御朱印です。

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