滋賀県近江八幡市、繖山 観音正寺(かんのんしょうじ)
西国三十三所第32番・近江西国三十三所第19番・びわ湖百八霊場第70番札所・神仏霊場巡拝の道第139番
宗派:天台宗単立 創建:推古天皇13年(605年) 開基:聖徳太子
ご本尊:千手観音菩薩 ご真言:おん ばさら たらま きりく
林道車輛整理料(駐車料込)@600円 入山料@500円 特別内拝料@500円
東側の裏参道から車で上りました。
駐車場からは、ゆるい坂道を約10分歩きます。
裏参道なので、奥之院から。
天楽岩と名付けられた磐座の内部には、聖徳太子が彫られたと伝わる妙見菩薩を中心に五仏の仏が描かれているそうです。
ねずみ岩と
祠の中にはお地蔵さんでしょうか。合掌姿の石仏。
鐘楼
こちらは・・・
石臼の上に祀られた、達磨さん?
門固めの仁王像
入山料@500円と特別内陣拝観料@500円を納めました。
2022年5月22日から2023年7月10日まで、秘仏・千手観音様(旧ご本尊のお前立)のご開帳です。
いつもこちらを手水と間違えてしまいます。
弁天堂
北向地蔵尊(一願地蔵)
釈迦如来坐像(濡仏)
書院
手水舎
左から、地蔵堂(太子堂)、護摩堂、札堂
本堂
本堂は1993年(平成5年)に消失し、2004年(平成16年)に再建されました。
重要文化財に指定されていたご本尊も、残念ながら消失してしまい、新たな御本尊を造立されたのですが、
無傷で火災の難を逃れた旧ご本尊のお前立様が、その後は秘仏となり、聖徳太子没後1400年目にあたり、昨年5月から特別御開帳中!
まずは外陣にて読経をし、少し低くなった内陣に入らせていただきました。
松本明慶作のご本尊・千手観世音菩薩坐像を間近にて拝ませていただき、
拝観受付でいただいた散華にて、お身拭いをさせていただきました。
クンクンと鼻をきかせると、白檀のいい香りがします。
散華はいただいて帰り、お守りにさせていただきました。
そしてご本尊の後陣へ。
秘仏の旧ご本尊のお前立様を拝顔させていただきました。
一つのお厨子の中に、千手観音立像と毘沙門天像&不動明王像が祀られています。
千手観音様は、修復の際にしっかり塗りなおしをされていて、新しい像のように見えました。
明後日には扉が閉じられ、次に開かれるのは2055年・・・。
石積み
縁結びの橋の向こうには、2体の石仏。
観音像などが石積みの上に。
こちらには
魚籃観音像が。
鎮守のお茶子稲荷社などについては2020年6月の日記、お手洗いの烏枢沙摩明王像、水神舎、馬頭観音社、抱きつき柱などについては、2022年5月の日記をどうぞ。
御朱印は軸装納経帳に重ね印でいただきました。
本日の歩数 5534歩・歩いた距離 3.7km・上った階数 14階
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