読書記録2023.5~2023.7

この3ヶ月で読んだ本
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『隣はシリアルキラー』 中山七里 集英社文庫 
神足の悩みは、深夜になると隣室から聞こえてくる不気味な物音。何かを切断しているような…もしかして死体?時を同じくして、近隣で女性と思われる死体の一部が発見されたという事件を知った神足は、隣人の徐が犯人なのではという疑いを持つ。そんなある日の深夜、隣室から何かを梱包するような音に続いて、徐が外出する音が聞こえた。気になった神足はそのあとをつけるが―。(「BOOK」データベースより)
中山七里さんが好きです。やっぱり面白いです。

『虚夢』 薬丸 岳 講談社文庫 
通り魔事件によって娘の命は奪われた。だが犯人は「心神喪失」状態であったとされ、罪に問われることはなかった。心に大きな傷を負った男は妻とも別れてしまう。そして事件から4年、元嫁から突然、「あの男」を街で見たと告げられる。娘を殺めた男に近づこうとするが…。人の心の脆さと強さに踏み込んだ感動作。(「BOOK」データベースより)
刑法39条については、やっぱり考えてしまう・・・

『瑠璃の雫』 井岡 瞬 角川文庫
母と弟の2人で暮らす小学6年生の杉原美緒。母はアルコールに依存し、親類に引き取られた美緒は心を閉ざしていく。そんな折、元検事の永瀬丈太郎という初老の男と出会う。美緒は永瀬の人柄に心を開いていくが、彼はひとり娘を誘拐されており、大きな心の傷を抱えていた。数年後、美緒は事件を調べ始め、余りにも哀しい真実を知る―。家族とは何か。赦しとは何か。今最も注目を受ける気鋭が贈る、感涙のミステリ巨編。(「BOOK」データベースより)
読み応えがありました。

『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』 柚月裕子 講談社文庫 
上水流涼子は弁護士資格を剥奪された後、頭脳明晰な貴山を助手に探偵エージェンシーを運営。金遣いが荒くなった妻に疑念を抱く夫、賭け将棋で必勝を期すヤクザ、野球賭博絡みのトラブルetc.。欲に塗れた人物たちの難題を涼子は知略と美貌を武器に解決するが。著者の魅力全開、極上痛快エンターテインメント!(「BOOK」データベースより)
テレビドラマを見ていたので、天海祐希と松下洸平をイメージして読みました。
短編集なので物足りなさはありますが、面白かった。

『一汁一菜でよいという提案』 土井善晴 新潮文庫
食事はすべてのはじまり。大切なことは、一日一日、自分自身の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくること。その柱となるのが、一汁一菜という食事のスタイル。合理的な米の扱いと炊き方、具だくさんの味噌汁。(「BOOK」データベースより)
暑い季節はついつい、お味噌汁を省略しがちなので反省・・・。
和食が無形文化遺産になったのは、高級料亭に限ったことではなく、日本の普通の食事が認められたのだということがわかり、嬉しくなりました。

『半分、減らす。-「1/2の心がけ」で、人生はもっと良くなる -』 川野泰周 知的生きかた文庫
物、消費、情報、食事、仕事……いまより半分、減らしてみる。1/2を心がけてみる。
医師で禅僧の著者が指南する、より少なく、より豊かに暮らすための「シンプル生活術」(出版社内容紹介より)

「半分」とすることで、漠然とした目標よりも実践しやすい。なるほどです。
消費はずいぶん減らせるようになったと思うし、最近はお酒が半分になりました(^_^)v
あとは食べるスピードを半分にしなくちゃ。

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