創建:685年(白雉36年) 開山:役小角(神変大菩薩)
石鎚神社は石鎚山山頂の頂上社、中腹の成就社と土小屋遥拝殿、山麓の本社、四社をあわせた総称です。
明治時代に神仏分離令が発令される以前は、四国八十八ヶ所第60番札所・横峰寺、第64番札所・前神寺が別当寺となっていたこともあり、現在も神仏習合が色濃く残っています。
本日は中宮 成就社と口之宮 本社を参拝しました。
まずは西日本最高峰、石鎚山(標高1,982m)の7合目付近にあります中宮 成就社へ(口之宮 本社の参拝についてはコチラをどうぞ)。
ロープウェイ入口の手前にある、民営の駐車場@500円に車を停めました。
途中にお堂や祠や、たくさんの仏像などを拝見しましたが、後述するのでここでは割愛。
5分ほど歩いて、ロープウェイの「山麓下谷」駅(標高455m)に到着。
往復チケット@2200円(片道は1200円)を購入。
※モンベルの会員カードを持っていると割引があるらしい(小耳にはさんだだけで未確認)。

1時間に3本の運行で、ほぼ登山客で満員でした。
約8分間で、標高1300mまで一気に上ります!
振り返ると、もう山麓の駅は見えません。
「山頂成就」駅に到着。温度計は25~26度を示しています(下界は37度でした)。
少し上がったところから見えた山々(右下はロープウェイの駅の屋根)。
5分ほど歩き、リフト乗り場へ。
往復チケット@600円(片道350円)を購入し、一人乗りのリフトに乗ると・・・
一気に下り始めました!
そのあと上るのですが、始めの下りは地面との高低差がかなりあって怖かった~!
504mを約6分間で移動し、リフトを下りると、「展望台閉鎖」の看板がΣ(゚д゚lll)ガーン
そのまま成就社に向かうことにしたのですが、
なんとここから山道を上ったり下ったり。
パンフレットには「散策道15分」と書かれていたので、甘くみてました(^_^;)
5分ほど歩くと、鳥居があり
さらに5分ほど歩いて、標高1400m付近の中宮・成就社に到着。
山道の先、いきなり広い場所に出て、神社だけではなく売店やお宿もあって驚きました。
境内の一番奥から入った形になるので、いったん通り過ぎて・・・
一の鳥居
二の鳥居
手水舎
本殿の拝殿
御祭神は、石鎚毘古命(石土毘古命・石鎚大神とも)で、伊邪那岐命と伊邪那美命の第2子だそうです。
一神ですが、三つの御神徳(仁・智・勇)を表すため、三体の御神像をお祀りしているそうです。

十亀和作命尊像
見返遥拝殿
中央の窓越しに、ご神体の石鎚山を拝します。
3つの石造小槌が置かれていましたが、触っていいものかどうかわからず・・・。
右脇に神変大菩薩立像が祀られていました。
八大龍王社(祠)
神門
神門は通常の門とは反対向きで、境内の方から正面が見えています。
つまりここが奥宮・頂上社へと向かう登山口なんですねー。
標高1982mの石鎚山(弥山)頂上社は、神門から約3.6km。
長い鎖場もあって、上り3時間、下り2時間半・・・往復するだけで半日かかるので、断念。
(ちなみに頂上社への登山は、弥山の反対側、石鎚スカイラインの終点にある土小屋遙拝殿からだと距離は約4.6kmですが、初心者向けといわれています)。
ロープウェイの駅にわかりやすい地図がありました。
成就社からロープウェイ「山頂成就」駅までは、リフトに乗らず、歩いて戻りました。
ずっと下りの道を15分ほど。
階段がないので、上りもリフトに乗るより、こちらの道の方が歩きやすかったかも???
中宮成就社にて、書置きの御朱印をいただきました。

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