愛媛県西条市、石鉄山 金色院 前神寺(まえがみじ)
四国八十八ヶ所第64番札所
宗派:真言宗石鈇派 創建:七世紀後半 開基:役行者小角
ご本尊:阿弥陀如来 ご真言:おん あみりた ていせい からうん
前回の参拝は、2020年2月です。
総門
備前焼の狛犬は、石鎚神社の狛犬とそっくりです!
前神寺の開創当時は、石鎚山の7合目(現在は石鎚神社中宮成就社のある場所)にあったそうです。
江戸時代初期、麓(現在の石鎚神社口之宮本社の場所)に出張所として、里寺納経所(里前神寺)を設置。
明治維新の神仏分離令により、廃寺になったこともありましたが、再興されて現在に至っています。
手水場
鐘楼
善識上人像と善尭上人像
穴薬師
金毘羅堂
修行大師像
十三石仏
浄土橋を渡ると
お滝不動明王像
1円玉を投げて滝下の岩肌に張り付くと、ご利益があるといわれています。
弁財天祠
稲荷社
石段を上り
境内の一番奥にある、本堂へ。
左右に回廊がのび、木立に包まれて、まさに威風堂々という感じがして、私は大好きです♡
本堂前では、節分・お山開き関白(6月30日)・夏山修行結願(7月11日)の年3回、柴燈大護摩供が行われます。
青い銅板葺きの屋根がとても美しいです。
この屋根に雨が降ると、幻想的な雰囲気になります(4度の参拝のうち、2回は雨降りでした)。
提灯には〇に石の石鎚本教の紋と、徳川家と同じ三葉葵の寺紋が。
内陣の様子は全く拝見できません。
ご本尊は蔵王権現の本地仏・阿弥陀如来立像で秘仏です。
納経時にいただいた御影です。
石段を上ると石鈇権現堂がありますが・・・
今回はもう足が限界で登れませんでした.
石鈇権現堂については、2019年7月の日記をどうぞ。
薬師堂
護摩堂
石鎚が3つ。
鐘楼のあたりまで戻り、大師堂
屋根の上に鳳凰がいます。
切子燈籠ですね!
内陣ではお盆の法要が行われていたので、のぞき込むことができず・・・
香炉
よく見ると
弘法大師様を表す梵字が!
法要が終わり、ご住職が出てこられ、香炉のところに来られました。
梵字について尋ねると、型を押されているとのことでした。
奥之院(奥前神寺)については、コチラの日記をどうぞ。
相方がいただいた御朱印
弘法大師御誕生1250年記念の「88大師メッセージ(記念印)」には「慈愛」と書かれています。
慈しむ心と愛する心をもって接することが大切。
私がいただいた重ね印です。
「88記念カード」もいただきました。
納経所に、真っ赤に染まった御朱印帳が展示されていました。
K原さんという方の御朱印帳で、120回分の朱印が押されているそうです。
今も軽トラに寝泊まりしながら、四国を1ヶ月に2周されているのだとか。
感心していると、納経所の方が、錦の納め札を下さいました!!
K原さんが真っ赤な御朱印帳に興味を持つ人がいたら、差し上げて・・・と言っていたそうで
裏面には「330回巡拝」の文字がΣ(・ω・ノ)ノ!
錦の納札をいただくと、その方が巡拝したのと同じだけ、功徳がいただけると言われています。
家宝にします(*´人`*)
本日の歩数 18619歩・歩いた距離 12.3km・上った階数 70階
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