愛媛県四国中央市、金光山 遍照院 仙龍寺(せんりゅうじ)
四国八十八ヶ所霊場第65番札所奥之院・四国別格二十霊場第13番札所・四国三十六不動霊場第26番札所
宗派:真言宗大覚寺派 創建:弘仁6年(815年) 開基:法道仙人
ご本尊:弘法大師 ご真言:南無大師遍照金剛
前回の参拝は、2019年7月です。
かつては四国八十八ヶ所65番札所・三角寺と一体で、三角寺の大師堂でしたが、分離独立して今は奥之院になっています。
この地域では「仙龍寺」という寺名よりも「奥之院さん」と呼ばれることが多いそうです。
国道319号は「国道」といっても山の中、車一台がやっと通れるほどの広さです。
駐車場は本堂前にありますが、スリップしそうな極細の急坂を上るので、国道沿いに停めた方が無難です。
手水場
手水場の横に石段があります。
鐘楼
本堂前の小坊主さん
通夜堂(本堂)
懸け造りの通夜堂(本堂)です。
急坂を車で通りながらの撮影だったので、わかりにくい写真ですみません。
4階建てになっており、玄関があるのは3階部分です。
玄関内の小坊主さん
靴を脱いで、階段を上がります。
長い廊下の途中、左側に納経所があり、廊下を曲がると、
通夜堂の中に本堂があります。
畳敷きの本堂に入ると、向かって左側に須弥壇があります。
ご本尊は秘仏の弘法大師坐像で、節分の夜と、9月の第一土曜日の夜にご開帳されます。
納経時にいただいた御影です。
本堂の正面(山側)は、三十六童子の名前が書かれた提灯がたくさん吊り下げられています。
岩窟のようなところに護摩壇が設けられ、岩の奥にお厨子があり、不動明王と鎮守の瀧沢大権現が祀られています。
廊下に戻ると、こちらにもどなたかが祀られているようです。
廊下の奥を左に曲がると食堂があり、以前はうどんやオニギリなどをいただくことができました。
現在は完全予約制で、ランチ「奥之院ごはん」がいただけるようです。
左側に見える屋根が、通夜堂の奥の本堂です。
通夜堂の向かいにある石段を上ると、
法道仙人を祀る、仙人堂
さらに上ると
弥勒堂 (今回は上らず、見上げて撮影)
十一面観音像と開運不動尊像
お迎え童子は、金剛護童子なんですが・・・
童子像をみつけることができませんでした (lll-ω-)ズーン
六角堂・食堂などについては、2019年1月の日記をどうぞ。
弘法大師御誕生1250年記念「特別御朱印」@500円と
重ね印をいただきました。
※四国三十六不動霊場第30番札所・妙音寺さんの御朱印は、仙龍寺さんでいただけるという紙が貼られていました。
期間の記載は特にありません(霊場会のHPはコチラ)。
まだ参拝していないのに、ご朱印だけいただくのもなぁ・・・と拝受しませんでしたが、後悔するかもしれません(^_^;)
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